パリのノートルダム大聖堂の復活!
「パリのノートルダム大聖堂」の火災から5年半
昨日、2024年12月8日に一般公開が再開されたそうです。
あれは、4年前、2019年の春・・・
「先生〜、燃えてます! ノートルダムが燃えてます!」
と深夜なのに、何名かの生徒さんからメールが届いたのを覚えています。
焦るのには理由があって、2か月後には
【第4回 海外ステンドグラス見学ツアー フランス編 (2019年6月)】
まさに! そこに! 行く予定になっていたからです。
ガーン!!!
テレビで燃え落ちていく尖塔を見て、絶望的になったのを覚えています。
二日目には、「シャルトルのノートルダム大聖堂」
三日目には、「パリのノートルダム大聖堂」に行く計画を立てていました。
「パリのノートルダム大聖堂」を見学できなくなってしまったので
あわてて、旅行会社の担当者と連絡をとりあったのを覚えています。
仕方がないので、パリ滞在中の予定は、サントチャペル・ルーブル美術館・(ティファニーの窓パネルがある)アメリカンチャーチに変更することになりました。
火災から2か月後に
パリのノートルダム大聖堂の
横に立った時、
中に入れなかった悔しさ、黒くくすんだ外壁を見た悲しさ、きな臭かった匂いを思い出します。
しかし、ツアーは、「シャルトルのノートルダム大聖堂」・「ブールジュのサンテチエンヌ大聖堂」・「メッスのサンテチエンヌ大聖堂」・「サントシャペル」・「ナンシーのサンテプヴル教会」・「ナンシー派美術館」・「パリのノートルダム大聖堂」・「サンマクシマン教会」… と、多くの訪問地で、ステンドグラス好きにはたまらない、盛沢山な旅ではありました。
さて、前置きが長くなりましたが、こんなことがあったので
「パリのノートルダム大聖堂」の復活を待ちわびていたのです。
このブログでも、何回かレポートしてきました。
(2021年2月19日、2022年11月25日、2024年3月27日)
そんな時に、パリではなく、お台場で!
こんな貴重な展示会を見てきました。
2024年11月6日(水)〜 2025年2月24日(月・休)
上の写真は、エントランスの写真です。
会場内は、両側はステンドグラスが印刷されていて、上の方だけを見上げると聖堂内のよう。
展示されているガーゴイルは、触ってもよい! そうです。
正面に、丸窓のトレサリー(仕切り枠)が映されていて
ステンドグラス好きは、ステンドグラスが入っていないのに
まず、このトレサリーで燃えます。
柱にも、ステンドグラスが映し出されていて、それがなかなかよい画質!
なので、至近距離でステンドグラスのデザインをガン見。
受付で渡されたタブレットを持って、23か所? で
それぞれ台の絵をスキャンすると
それぞれの箇所の説明をタブレットで見ることが出来ます。
そこに出てくる白い丸をタップすると
それぞれの説明文が現れます。
スクロールすると、また新たな白丸
下側に出てくるスライダーを動かすと、時代に合わせて画面が変わり、新たな白丸
パノラマ写真になっている時は、タブレットを傾けると新たな白丸・・・
筆者は、全部の白丸を、2時間で制覇するのがやっとでした。
(宝探しという形で、全部の白丸をチェックしたかどうかがわかる仕組みになっている)
タブレットを持って、説明文を読み続けるので
スキャンしたら、壁際のベンチに座ってご覧になることをおススメします。
下の写真は
筆者が、ステンドグラスを救いに行った時のものです。
嘘です。
でも、心だけは現地に行ってお手伝いしました!
ステンドグラスの修復をさせてもらいたかったのですが
ステンドグラスは、フランスの工房8か所、ドイツの工房1か所で、手分けして直したそうです。
デジタル版 “顔出し看板” のようなものがあって、それで撮ったものです。
23か所のコーナーのうち、一か所は、このデジタル版 “顔出し看板” のコーナーです。
消防士、職人?、ノートルダムのせむし男? など何パターンがあります。
ここで時間をかけすぎた・・・
シニア料金は1600円なので、もう一回行こう!
皆様も、ぜひこの面白い展示をご覧ください。
【みきデザイン工房からのお知らせ】
★ 2024年の いいっしょ月間 のお知らせ
「窯での 焼成代 10%引き」 キャンペーン は
2024年12月9日(月)お預かり分まで で終了 いたします。
多くの皆様のご利用、ありがとうございました。
★ 工房内でのマスク着用は、ご本人の自由といたします。
(講師は、引き続き着用します)