2009/04/20  (月) 

最初のガラスカットの練習

先週末、『ルーターよりガリ!』 のブログにコメントをいただきました。

 

  「今日は、入学されたばかりの方の隣りで作業しながら、 

    久しぶりに “ガリの快感” を思い出させていただきました。」

 

そうなんです。 “ガリの快感” すなわち、カッターでスコアを入れた線のところまで、ガリでポチッと割り取って行くと、気持ちいい! しかも、ガラスカットが早い! ということです。

 

入学して、最初のガラスカットの練習の時は、ルーターを使わず、ガリ一丁で出来ていたでしょう? それが、いつしかポチッと取らずに、カリカリちょっとづつ削っていったり、ルーターでそこまで削ったりするようになっていませんか?

入学して最初のガラスのカット練習を思い出してくださいね。


 

最初のガラスのカット練習では:

 

  ● 怪我をしないガラスの扱い方、持ち方、割り方
  ● オイルカッターの使い方
  ● ガリ (グロージング プライヤー) の使い方
を学びます。次に:
  ● 直線の切り方
  ● 先が尖った三角のパターンの切り方
  ● 曲線の切り方、インカーブの切り方

と、徐々に難易度をあげてカットの練習をしていきます。他の教室では、ここまでガラスカットの練習をしないかもしれませんが、ガラスの練習だけで、2〜3回かけてじっくりやっています。

 

この時は、ガリの使い方を覚えるのが精一杯で、 “快感” などとは思わなかったとは思いますがねぇ・・・。でも、ルーターをほとんど使わずに、ガリで、練習用のパターンのカタチを作っていましたよね。 それを、覚えていて欲しいです!!!

 


それから、先日、「ステンドグラスで指を切ってバンドエイドを使うのは何年ぶりかしら? たぶん3年ぶりかも・・・」 とおっしゃる方がいらっしゃいました。最初の教えを覚えて実践していらっしゃる方は、本当に怪我しないんですよね〜。

| コメント(0)

「びどりを作品展」の趣旨は?
ガラスを割り取る工具