「みきBLOG」　ステンドグラス工房の一日

ステンドグラスで、「早く仕上がる人は、□□□が正確な人」
さて、□□□の中には何が入るでしょう。

そうです！　ガラスの カットです。

型紙をガラスに置いてマーキング（※1 参照）する時に、まず型紙を使いますよね？
その後、型紙をしまってませんか？　しまってるわ〜？　という方は、なかなか早く出来ないわ！　という方が多いと思います。

※ガラスに型紙をマジックでなぞって書いてから、カットします。

（師範科の方は別ですが・・・）

マーキングした線の上に、オイルカッターでスコアを入れ、
　

ガリで

　　　　　パクン パクン・・・

　　　　　プチン プチン・・・

　　　　　ポキン ポキン・・・　

と、割りとったあと、（←これもポイント！）

　　　　　ガリガリ・・・

　　　　　カリカリ・・・

　　　　　シャリシャリ・・・

と、滑らかににしていきますよね？

　
そのあと、写真のようにガラスの上に型紙をあてて、型紙通りに切れているか、光に向かってチェックする！

これがポイントです。

もちろん型紙からガラスが見えたらダメです。

これを繰り返すと、カットには時間がかかります。だけど、そこは兎と亀の話しじゃないけど、我慢です。
　

鉛線組みのパネルの方は、ルーターはかけずに、このまま組んで行きます。（2009.4.3　「ルーターよりガリ！」もご参照ください。）
コパーテープ式で作る方は、このあとルーターをかけコパーテープがよくつくように滑らかにします。そのあと、また型紙と再度チェック。
　

ここまでしつこく型紙と合わせる人、そうでない人。
差が出ますよ！