桜が満開のパネル 制作中
本日、2011年5月27日、関東は早くも梅雨入りしたというのに、23日頃から北海道の稚内で桜が開花し、見頃を迎えているそうです。日本最北の花見を満喫している方もいるという時に、こちらは曇&雨です。でも、工房内では、“桜が満開” なんです。
「りんごがいっぱいのパネル」 が連休前に完成し、その後、「桜が満開のパネル」 等のパネルを同時に制作していました。
工房で見ている生徒さんが、りんごを作っているのかと思ったら桜だ! 大きい桜の花を作っていると思ったら小さい桜の花だ! 桜を作っているのかと思ったら竹… と、次々に変わるパネルを楽しんでくれています。
私としては、北海道で桜が開花する前には 「桜が満開のパネル」 を仕上げたかったのですが、桜が散る前には完成しそうです。
2枚組の「桜が満開のパネル」のうち、1枚はこんな感じです。(写真は上半分だけですが…)
ご注文主のご希望により、デザインにはモザイクをかけていますが、大きさはだいたいわかりますよね? 窓の大きさと比べるとわかると思いますが、大きいパネルです。
「りんごがいっぱいのパネル」 も体力勝負でしたが、これも体力つけなくては! とガツガツ食べて制作しています。
↓ ガラスをいろいろなピンク色でカットし、線を描き、黄色に発色するエマイユを塗ります。右の写真は、窯に入れる前の桜の花びらです。
↓下の写真は、2枚組の「桜が満開のパネル」のうち、もう1枚のパネルの桜を窯に入れて焼くところです。
←そして、これが窯で焼成後のガラスです。
この花びらがもうすぐステンドグラスになって完成します。こうご期待!
満開の桜を見ながら仕事をするのはいいものです。外が曇っていようが、雨が降っていようが、工房の中は華やかですから!
ご協力をお願いします。
[無題]
わぁ〜!
素敵な桜ですね!!
このかわいいピンクは
なんというガラスですか?
ぴよぴよさんへ
ぴよぴよさん、はじめまして(ですよね・・・)!
コメントありがとうございます!
このかわいいピンク・・・ どのガラスのことでしょうか。
桜には、たくさんのガラスを使いました。スペクトラムのガラスが多いですが・・・
大きな桜の焼成前のうす〜いピンクはスペクトラムです。
・スペクトラム:薄いピンクや濃い目のピンクなど3種類
・ヤカゲニー:白とピンクが混じっているガラスは白い部分とうすピンクの部分、ピンクの部分を使い分け
・ブルザイ:これも白とピンクが混じっているガラスで、白い部分とうすピンクの部分、ピンクの部分を使い分け
・ウィスマークのイングリッシュマッフルのピンクのキャセドラル
これくらいかな? 透けすぎるガラスはふんわりサンドブラストしたり、それを窯で焼いたり・・・ 結構手を加えて使っています。