ワンダーらんど2013 感想文-3
「ワンダーらんど 2013」のレポートは、これまでに
- 「吹きガラス用の工具」展示
- K.N.さん 感想文
初参加の感想 - M.N.さん参加2回目 感想文
「グラススタジオ夢工房」 ローランドDG社のカッティングマシン
- 「グラススタジオ夢工房」 カッティングマシン(STICA)
- 静音型コンプレッサー(サンドブラストに)
- クニ先生のデモ 温度管理
- 電気炉プログラムコントローラー
- 緒方先生、庭野先生、若林先生らの “ダンディーっぷり”
など、レポートしましたが、6月18日から26日まで工房の 「イタリア ステンドグラス見学ツアー」に行っており、レポートが中断していました。
そこで、今週は、レポート週間にします!
(皆さん、感想文は10日まで受け付けていますので、よろしくお願いいたします。)
今日は、 下の写真の中央のアトリエクニさんのブースのレポートを、ワンダーらんどの常連客? “ねこまんま”さんが書いてくださいました。
【アトリエクニ 倉庫3F の “ALを使ったフュージング” 】 Report by ねこまんま
今年もアトリエクニさんのブースにお邪魔しました。ワンダーらんどに来るたびに、このブースに通い続けて早5年。今年の片田先生はパール感のあるアイシャドウで、フェミニン!
さて、今年のテーマはランバーツ(AL)の端材を使ったフュージング。端材と言えどもランバーツ! そこには端材などと呼ばせない圧倒的な美しさが。
しかし大胆な片田先生のこと、ザグザグで細かくしたガラスをハートのモールドに入れて焼いたり、被せガラスでナギットを焼き、葡萄の房のようにタックフューズしたり、パーツを組み合わせランプにと自由自在。
そして、自由自在を形にする上で大事なことはやっぱり温度管理
(←の絵や、その下の絵の意味がわかる人はわかる!)
「xxx度くらいでウロウロ(この表現解るかなぁ?)していると失透する」
「600度くらいまで急冷、その後は電源スイッチを入り切りしてガラスの温度を緩やかに落とす」
「xxx度30分キープ!」
これはすべて、ガラスに「歪み」を作らないための作業。コントローラーがあれば温度管理が楽にできるそうだが、私はアナログでスイッチ入り切り、キルンの蓋を開けて「ガッツポーズ」出来るよう研究します。シュークリームのシューがうまく焼けた時のあの満足感を目指して!
今年もありがとうございました。また来年お邪魔します。