2013/10/07 (月)
こんな日はヴェネチアへ行こう-2
前回のブログ、 「こんな日はヴェネチアへ行こう」 で、今年6月に行ったヴェネチア のサンティ・ジョバンニエ・パオロ教会の前まで行って、中に入りませんでしたが、今日は中に入りましょう。
サンティ・ジョバンニエ・パオロ教会は、ヴェネチアではサン・マルコ大聖堂をしのぐほどの大きさです。
観光客が列をなしている、サン・マルコ大聖堂と違って、中は人も少ないので、内部はかなり大きく見えました。
上の写真は身廊ですが、その他に袖廊もあり、側廊には美術品が満載の部屋もたくさんあります。
ここは、13〜15Cにかけて200年かけて建造されたそうです。
ゴシック建築は、建造期間が長い!
200年ですよ! 200年!
特に有名なのは、右の袖廊のこのステンドグラスです。
16C 初頭、ヴェネチアがルネサンスの中心となった、ヴェネチアの黄金時代に、ムラーノ島で作られたもので、ヴェネチアに残る唯一のステンドグラスです。
私たちが行った、2013年6月は、右下の一部が、修復中でした。
海外の教会では、こうやって、順番に修復していくので、修復中の箇所がない方が珍しいくらいです。
上から順に、
神 →
イエス →
4人の福音記者達 →
キリスト教主要聖人 →
一般人に近い人々
の順に描かれています。
この教会では、時間をたっぷりとってあったので、椅子に座って遠くからずーっと眺めていましたが、見応えのあるステンドグラスでした。
次回のブログも、サンティ・ジョバンニエ・パオロ教会のステンドグラスの予定です。
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