「聖霊降臨」のステンドグラス
前回に続き、今日も、 2013年6月のイタリアツアー のアレッツォ・ドゥオモのレポートです。今日のレポートは、大聖堂内に入ります!
実は、私たちが訪れる予定の日に、結婚式が行われることになってしまったので、入場は不可です、と日本を発つ時に旅行会社に言われていました。
でも、現地ガイドさんに
・何とか、ファサードの円窓の「聖霊降臨」のステンドグラスだけでも見れないか?
・中をチラ見するだけでもいい
・せめて、本か絵はがきを買いたいので、行くだけ行きたい!
と、言ったところ、まぁ行くだけ行ってみましょうということになりました。
だいぶ坂道を登り、大聖堂に着きました。
さぁ、中に入って交渉してみましょう。
わぁ〜! 大きな結婚式だ!
身廊では、家紋の旗が飾られていて、結婚式が行われています。
本当に中に入っていいんですかぁ?
お式は佳境に入っていますよ?
・・・と、ゴリ押しして中に入ったくせに、気が引ける私。
アレッツォは貴族が多く、イタリアでも裕福な町としても知られています。あのPRADAの本社もあるとか…
そういう街なので、格式のあるお家柄のお二人なのでしょうか、とても上品な花嫁さんと花婿さん。
お式中に、中に入ることもすんなり許してくれました。これ、お家によってはNGだそうです。
私たちは側廊から、お二人を祝福しながら、ステンドグラス見学することになりました。
両家の皆様、ありがとうございます!
&
おめでとうございます!
シーッ、静かに歩きましょうね!!!
※ 奇しくも、今日工房では、6月に教会で結婚式をしたい! という生徒さんと、教会での結婚式の話しで盛り上がったところでした。
さて、このアレッツォ・ドゥオモには、いくつか絶対に見ておきたいステンドグラスがあるのですが、今日は、ファサード上の丸窓の「聖霊降臨」。
1518年、ギョーム・ド・マルチラの作品です。
ディテールを見ると、ツアーに参加した方には図解でご説明しましたが、ルネサンス期の美術の特徴が出ていますね。
生徒さんが持っていたデジカメは、すごくズームがきくので、非常に遠くからでも、このような写真を撮ってくれました。ありがとね!
私たちのイタリア ステンドグラス見学ツア―は、
「イタリアルネサンスがステンドグラスに与えた影響」
がテーマでしたから、このドゥオモは勉強するにはピッタリなのです。
次回も、このアレッツォ・ドゥオモのレポートです!
初ブライズメイド
この旅行では何組も新郎新婦を見かけましたね!
Happyのおすそ分けはまだ届きませんが・・・。゚(PД`q。)゚。
この結婚式では初めて『ブライズメイド』を目にしました。
歌も上手かったですよね♪
最後の写真の緑の服のおじさんに呼ばれた気がして。。。
(−p■)q☆パシャッパシャ☆
緑の服の…
緑色の服… って12使徒の聖パウロ? あの右手に呼び止められたんですね? あんなに遠くから!
ところで「プライズメイド」って何?