2014/01/22  (水) 

「聖霊降臨」のステンドグラス

前回に続き、今日も、 2013年6月のイタリアツアー のアレッツォ・ドゥオモのレポートです。今日のレポートは、大聖堂内に入ります!

実は、私たちが訪れる予定の日に、結婚式が行われることになってしまったので、入場は不可です、と日本を発つ時に旅行会社に言われていました。

     

でも、現地ガイドさんに

 ・何とか、ファサードの円窓の「聖霊降臨」のステンドグラスだけでも見れないか? 

 ・中をチラ見するだけでもいい

 ・せめて、本か絵はがきを買いたいので、行くだけ行きたい!

と、言ったところ、まぁ行くだけ行ってみましょうということになりました。

     

だいぶ坂道を登り、大聖堂に着きました。

さぁ、中に入って交渉してみましょう。

     

     
わぁ〜! 大きな結婚式だ! 

身廊では、家紋の旗が飾られていて、結婚式が行われています。

本当に中に入っていいんですかぁ? 

     

 

お式は佳境に入っていますよ?

・・・と、ゴリ押しして中に入ったくせに、気が引ける私。

     

     

アレッツォは貴族が多く、イタリアでも裕福な町としても知られています。あのPRADAの本社もあるとか… 

     

そういう街なので、格式のあるお家柄のお二人なのでしょうか、とても上品な花嫁さんと花婿さん。

     

お式中に、中に入ることもすんなり許してくれました。これ、お家によってはNGだそうです。

 


     

私たちは側廊から、お二人を祝福しながら、ステンドグラス見学することになりました。

 

両家の皆様、ありがとうございます!

おめでとうございます!

 

 

 
     

シーッ、静かに歩きましょうね!!!

     

※ 奇しくも、今日工房では、6月に教会で結婚式をしたい! という生徒さんと、教会での結婚式の話しで盛り上がったところでした。

 


     

さて、このアレッツォ・ドゥオモには、いくつか絶対に見ておきたいステンドグラスがあるのですが、今日は、ファサード上の丸窓の「聖霊降臨」。

     

     

1518年、ギョーム・ド・マルチラの作品です。

ディテールを見ると、ツアーに参加した方には図解でご説明しましたが、ルネサンス期の美術の特徴が出ていますね。

 

 

      

 

     

生徒さんが持っていたデジカメは、すごくズームがきくので、非常に遠くからでも、このような写真を撮ってくれました。ありがとね!

      

私たちのイタリア ステンドグラス見学ツア―は、

「イタリアルネサンスがステンドグラスに与えた影響」

がテーマでしたから、このドゥオモは勉強するにはピッタリなのです。

次回も、このアレッツォ・ドゥオモのレポートです!

     


     

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この記事へのコメント

 初ブライズメイド

この旅行では何組も新郎新婦を見かけましたね!
Happyのおすそ分けはまだ届きませんが・・・。゚(PД`q。)゚。
この結婚式では初めて『ブライズメイド』を目にしました。
歌も上手かったですよね♪

最後の写真の緑の服のおじさんに呼ばれた気がして。。。
(−p■)q☆パシャッパシャ☆

 緑の服の…

緑色の服… って12使徒の聖パウロ? あの右手に呼び止められたんですね? あんなに遠くから!
ところで「プライズメイド」って何? 

馬 で思い出した、アレッツォ
アレッツォ・ドゥオモのステンドグラス-1