シエナ・ドゥオモ レポート-1 最後の晩餐
前回は、「シエナでステンドグラス見学」 で、ステンドグラス工房の見学のレポートでした。(2013年6月 みきデザイン工房主催 イタリア ステンドグラス見学ツアー )
今回は、シエナ・ドゥオモ のステンドグラス見学です。
坂道を登っていくと、丘の上にドゥオモが立っていました。
(本日、3月27日、東京は雨でしたので、この青空がまぶしい!)
シエナ・ドゥオモは、縞模様が特徴的な、トスカーナ地方のゴシック建築の大聖堂です。
左の写真に、ファサード上の丸窓が映っていますね。
外側にステンドグラス保護のため、当てガラスが入っているので、光っています。
ここに有名なステンドグラスが入っています。
ツアーの最初の日に、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の“壁画” を鑑賞しましたね。
今回は、“ステンドグラス” の「最後の晩餐」を見ましょう!
「最後の晩餐」のステンドグラスは世界各地にありますが、このシエナ・ドゥオモにもあるのです。
丸窓は放射状のデザインのバラ窓のデザインが多いですが、イタリアは、一つの絵としての構図が多いですね。
※ 余談ですが…
いま、六本木 森アーツセンターギャラリー 「ラファエル前派展」で、フォード・マドックス・ブラウン作「ペテロの足を洗うキリスト」の絵が展示されています。
この絵は、イエス・キリストが弟子たちの足を洗う姿を描かれているのですが、この場面って、最後の晩餐の直前なのですよね。
それにしても、この絵は、一人ひとりの心情描写がすごいです。
ステンドグラスは、遠いのでよく見えないのですが、この絵の持つパワーは迫ってきました。
次回も、シエナ・ドゥオモ レポートを続けまーす。