2014/04/09 (水)
色変わりのガラス
東京の桜は、満開になってから冷え込んだおかげで長持ちしていますね〜。
でも、桜のピンク色が薄い色に変わってきて、侘しい。
そこで、色変わりの話し 、“STRIKER” のお話しをちょっと。
ガラスとガラスを窯に入れて熔着することを、ガラスの「フュージング」といいます。
そのフュージング用のガラスに、この “STRIKER” というシールが貼ってあるガラスがあるのを見たことがありますか?
これは、焼成すると色が変わって、希望の(見本のような)色になるガラスです。
下の写真は、左から、ブルズアイ社 #1311のピンク、ストライカーではない赤が中央にあって、右側が #1234のバイオレットです。
左が焼成前。右が焼成後です。
薄いピンクが、濃いピンクになり、
ブルーがバイオレットになっています。
わかっていて、ガラスをカットしていくのですが…
こうも色が変わってしまうと、頭の中で色合わせを考えにくいよ〜!
あらかじめ、ガラスを焼いて発色させてから使う人もいるようですが…
頭の体操だ! とばかりに、かたくなに頭の中で色合わせをしています。
ちなみに、
ゆっくり時間をかけて温度をあげないと、発色しない…
トップの温度でキープ時間を長くしないと、発色しない…
といったストライカーもあるようですので、「色変わり」 にはご用心!
※ 以前のストライカーのネタもご参照ください。
「ストライカーって何?」
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