サンタ・クローチェ聖堂-7
これまで、サンタ・クローチェ聖堂のレポートを6回にわたって、レポートしてきました。
6 東側のステンドグラス
5 側廊・内陣と、東側のステンドグラスなど
4 「十字架降下」のステンドグラスほか丸窓
3 バロンチェッリ礼拝堂のステンドグラスなど
2 墓標やフレスコ画
1 外観と平面図
写真を整理していたら、ジョットの鐘楼 (フィレンツェ・ドゥオモ) の上から撮影したフィレンツェの景色に、サンタ・クローチェ聖堂が映っていました。
わかりますか?
アルノ川の手前で、ウフィツイ美術館の左の方のゴシック建築の聖堂です。
(街中の“あの”メリーゴーランドは写真の右隅に映っています)
ズームしてみます。
ここにあったのですね。
イタリアでは、どこでも 「残すべきもの」 は付属の美術館に保存したり、修復して聖堂に戻したりしています。
サンタ・クローチェ聖堂でも、付属の美術館もあるそうですので、次回、フィレンツェに来た時には訪れたいなぁ。
サンタ・クローチェ聖堂では、教会で使う本・物入れ・靴・袋物など色々な革製品を作っていたそうで、聖堂の奥にその工房と売店があるそうです。
私たちは行きませんでしたが・・・。
何しろ、ここは、日程には入れるのは無理だ、と旅行会社が言うところを、私が 「絶対に行く!」 と、無理やり行くことにしてしまった聖堂なので…
また、その皮工房が戦争孤児の自立支援のための皮の学校へと発展したそうです。
そして、皮の職人が増えていき、フィレンツェにある有名な革製品会社・グッチやフェラガモに就職したり、自分で店を開いたりする人もいたそうです。
というわけで、この近所には、革製品の店がたくさんあります。
そこで、ホテルに帰る途中、ちょっとだけ時間を作って、革製品の工房見学に行くことにしました。
フィレンツェのレポートは、なんと! 16回!
あしかけ、一ヵ月かかってしまいました。
昨年2013年の6/22のランチから翌日のランチまで、丸一日 (26時間くらい) しかフィレンツェにはいないのに、だれが、この16回が一日分だと思うでしょう!!!
充実したフィレンツェでした。
フィレンツェにはまた来たいです!
アリヴェデルチ♪〜、フィレンツェ!
ツアーから帰ってきて、ギリギリ一年以内にレポートを終了することができて、ホッとしています。
(ドイツツアーの時は、ケルン大聖堂のレポートを出来ずじまいで失礼しています。 ケルン大聖堂はすごすぎて…)
2013年6月 みきデザイン工房主催 イタリア ステンドグラス見学ツアー のレポートはこれですべて終了です。長々とご購読ありがとうございました。
一緒に行かれた方も、行かれなかった方も、雰囲気だけでもわかっていただけたら幸いです。
何回も読んじゃった!
イタリアレポートお疲れ様でした。
薄れていた記憶が、少しずつ鮮明になってきました。
自分目線でない写真がとても楽しかったです。ホントにあった?なんてのもあったし。
私はアルノ川の川向こうの街の端っこに住みたいです。
Re:何回も読んじゃった
何回もお読みいただきありがとうございました。
ひめこさんの写真もたくさん使わせていただきました。特に、ジョットの鐘楼のてっぺんまで登り切った数少ない参加者の一人 として、3連の写真で、フィレンツェのパノラマ景色を見ることができ、街が把握できて、よかったです。ありがとうございました。
しばらく、フィレンツェに住んでいる気分で余韻に浸ってください。
フィレンツェに想いを馳せて
ひめこさんは、映画「冷静と情熱のあいだ」で予習・復習して、「アルノ川の向こう側」に想いをはせているようですね。
私は、「眺めのいい部屋」で予習・復習したので、フィレンツェと聞くと、私の大好きなソプラノ歌手、キリ・テ・カナワが歌うオペラのアリア(プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」)が頭の中を流れています。