日光で青空教室 -2
「日光で青空教室 -1」 に続き、 「国内ステンドグラス見学ツアー 日光・那須」 で見学させていただいた、 「日光真光教会」 の青空教室レポートです。
前回は、中に入ったところまででした。
入口から中に入ると、まず、正面の洗礼盤の上のステンドグラスが目に入りました。
聖霊をあらわす鳩がモチーフになっているそうです。
入口を入って、右の方を見ると、両側にこのようなシンプルなデザインのステンドグラスが、大小あわせて12ヵ所ありました。
20年前に全館修復したそうですが、その時に、ガラスも少し取り換えたのか、すこ〜し違うガラスが何か所か入っていました。
窓の下には、寄付してくれた方々の名前のプレートがついていました。暗くてよく見えなかったのだけど、キャンベルとか…、 マン女子とか…
シンプルなデザインのステンドグラスと、内壁の自然な色とで、とても落ち着く礼拝堂です。
この壁は鹿沼土である、と、バスの中で皆さんに伝えてしまいました。すみません。
前回のブログの看板にも、そう書いてありますが、日光の板橋石という石だそうです。
そんな説明をしてくださったのが、伝道師の久保田智さんです。とても丁寧に教会の説明をしてくださいました。
一番、長く説明していただいのが、このステンドグラスです。
入口を入って左側、皆で記念撮影した写真の左上に映っているステンドグラスです。
参加者の皆さんは、モチーフの説明をメモしながら聞いていました。
私が作ったガイドブックにも書いておいたのですが、一部不明で…
帰ってから、不明なところを教室でお互いのメモを見ながら確認しあいました。
上段の左から、「聖ペテロの天国への鍵」、「聖アンデレの斜め十字架」、「聖ヤコブの牧杖」、「聖トマスの定規」
中段は、「人間」、「獅子」、「牡牛」、「鷲」
これは、それぞれ、福音書で知られる、「マタイ」、「マルコ」、「ルカ」、「ヨハネ」の4人の福音記者です。
下段は、「小ヤコブの棍棒」、「聖オルバンのケルト十字」、「熱心党の鋸と皮はぎナイフ」、「タダイの槍とマテアの斧」
このようなモチーフの説明もメモしている方が多かったですし、
どんなガラスを使っているか…
補強がどのように入っているか…
外側に当てガラスがあてられているか…
とか、皆さんが撮影した写真を見ると、そういった写真も多かったです。
見学会をするたびに、ディテールをチェックする癖がついてきたようです。
次回も、レポートを続けまーす。