青色発光ダイオード ノーベル物理学賞授賞おめでとう
本日のテレビやラジオのニュースは、スウェーデンで行われたノーベル賞の授賞式の話しでもちきりです。
ノーベル物理学賞受賞者の授賞式は、スウェーデンのストックホルムで開かれ、
青色発光ダイオード(LED)を開発した、赤崎勇(名城大教授)、天野浩(名古屋大学教授)、中村修二(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)の、3名が授賞しました。
赤色・緑色のダイオードの歴史は長いけど、“青色”は難しい!!!
とされていたのだけど、1990年代前半に赤崎、天野、中村の3人は半導体から青色光を引き出す技術を編み出すことに成功。
これが、なぜ、大変な発明かといえば、
この青色光は既存の赤・緑のダイオードと混合することで
「完全な白色」を再現できる!! からだそうです。
前回のブログの、Xmasツリーに使ったのも写真のようなLED電球です。
ほかにも、前のブログで
・ クリアなLED電球
・ これは熱くない -2
などと、いろいろなLED電球を探し回り、
それに合わせてランプを設計し…
ということをしてきました。
そして、ステンドグラスのランプなど照明類も、LED電球によって、いろいろな形を作ることができるようになりました。
ですから、LED電球が日進月歩で進歩し、発明から実用化までが、あっという間だったことを身にしみて感じています。
私たちのように、電球をよく扱う業種ではなくても、LEDはいまや一般家庭でも使い、取り立てて珍しい存在ではなくなっていますよね。
長い間、電球といえば白熱電球だったのに、
より明るく、より長命で、より効率的な光源!
“人類に最大の利益をもたらす発明” に、ばんざ〜い!