「イーリー ステンドグラス美術館」 レポート-3
「イングランド ステンドグラス見学ツアー」 で見学した
「イーリー ステンドグラス美術館」 のレポートの3回目です。
前回のブログに続き、やっと19C に入りました。
エドワード・バーン=ジョーンズ原画による、モリス・マーシャル・フォークナー商会 のステンドグラスの説明が続きます。
まさに、私たちの本ツアーのテーマの一つです。
(詳しくは、みきデザイン工房特製 ガイドブックをお読みください)
ロセッティ好きの皆さん、
モリス好きの皆さん、
バーン=ジョーンズ好きの皆さん、
モーガン、ヘンリー・ホリディ好きの皆さんには、よだれが出てしまいそうな展示です。
つきあたり付近がこの写真。
高橋講師がキャプションの年号を確認するため、パネルごとにかがんでチェックして、
しっかりと学びました。
いえ、しっかりと腰痛になりました。
年号のチェックは大事ですよ〜!
この技法はいつから?
こういったガラスはいつから?
こういったデザインはいつから?
と、だんだんわかってきますので、マメに年号をチェックしましょう。
さて、順路に沿って、下の写真の右側のトンネル状の展示室を進んで行きました。
つきあたりまで行って、この左側の展示通路を戻ってきます。
奥の方で、3人くらい見学している方がいらっしゃいますが、
この通路の展示は、とても興味深かったです。
たとえば、
昔使っていた窯。
こういうのを見るの大好き!
鉄の扉が3段だったかな?
開けて見たらガラスが入っていました。
下の写真は、絵付けに使った道具などの展示。
半田ごてなどの電気製品以外は、
今と、ほぼ同じですね。
手すりの向こう側に、北側の側廊のステンドグラスが見えています。
写真付きのいろいろな説明展示。
他にも工具、当時作られていたガラスなど、いろいろな展示がありました。
ビデオや写真を撮ってきたので、あとでじっくり勉強しましょう。
あと、14Cのステンドグラスの展示コーナーあたりでは
TVモニターで解説していました。
それからっ!!!
工房見学をしましょう!
カルトンを描いているところ、
ガラスを選んで、カットして・・・
ライトボックスの前で絵付けをして(上写真左の職人さん)、
窯にガラスを入れて(上写真右の職人さん)
鉛線で組んで、半田して…
を見学しましょう!
・・・って、実はミニチュアです。
各制作工程が、すべて作りこまれています。
これがとてもよく出来ていて、工房見学をした気分になります!
窯にガラスを入れている、右の職人さんの編み込みセーターも実によく出来ていました。
セーターは素敵なんだけど、棚板からガラスが落ちそうなのが気になる!!!
最後に、13Cのステンドグラスの前で集合写真。
ジャスミン先生、熱い講習ありがとうございました!!!
ジャスミン先生にお礼を言って、あとは自由に見学しましょう。
そして、このあとはイーリー大聖堂の見学をしましょう!
「イーリー ステンドグラス美術館」 のレポート;
・ 2016.07.24 「イーリー ステンドグラス美術館」 レポート-2
・ 2016.07.22 「イーリー ステンドグラス美術館」 レポート-1
・ 2016.06.21 みき Facebook:
・ 2016.06.20 みきBlog 「イングランド 速報 5」