2016/10/14  (金) 

ロンドン レポート 5

今年6月の 「イングランド ステンドグラス見学ツアー」  で訪れた

ロンドンのレポート5回目、最終回です。

                        

                        

ウエストミンスターの裏側に周って見ましょう。

チャプターハウスです。

嶋本先生と比較すると、大きさがわかりますね。

                        

まず、外側から見てみます。

                        

モチーフの周りの部分のロサンジュの部分は、淡い色合いなので中が透けてみえますね。

『ロサンジュ』 は、ツアー中にときどき説明したから覚えているかな? 

ひし形という意味ですよ~。

             

このステンドグラスを内側に周って見てみると・・・

             

             

              

色あざやかなステンドグラスです!

写真ではわかりにくいですが、

ロサンジュに切られた色々な色のガラスの中央に、

シルバーステインでモチーフが描いてありました。

              

イギリスは採光が弱いので、こういった淡い色合いを使ったステンドグラスが多いです。

              

              

チャプターハウスの入口の脇に、こんなステンドグラスが!

おー、まぎれもなくヴィクトリアン・ステンドグラスですね。

私たちのツアーのテーマ 「19Cにイギリスで華麗に花開いたステンドグラス」 の典型的な作品です。

こんなアングルでの写真しか撮れずすみません。

          

          


              

さて、ここは、チャプターハウスから出口に向かう回廊です。

              

ここには、壁や床に

たくさんの墓標があります。

             

たとえば、これ。

ハーレー彗星で有名なハーレーの墓標です。

              


              

              

それから、この回廊にはこんなステンドグラスがありました。

 

               

わー、綺麗なステンドグラス!

ん?

何のモチーフ?

              

ん?

何のデザインでもない・・・ ですねぇ・・・

             

どうも、昔のステンドグラスを寄せ集めてコラージュしているようです。

これが、とっても綺麗な色合いでして、何連か続いていたので、

しばし皆でこのあたりにたたずんでいました。

              

きっと、戦争で壊れた由緒あるステンドグラスを、こういった形で残したのでしょう。

              

              


              

以上、駆け足で訪れたロンドンのレポートでした。

              

あと  「イングランド ステンドグラス見学ツアー」   のレポートは、ヨークのレポートが残っています。

(ここは写真の数が膨大で・・・)

               


              


              

【これまでのロンドンのレポート】

          

2016.10.13 ロンドン レポート 4
2016.10.11 ロンドン レポート 3
2016.10.07 ロンドン レポート 2

2016.10.06 ロンドン レポート 1

               


            

余談ですが・・・

昨日、アメリカの吟遊詩人 ボブ・ディランが、ノーベル文学賞を受賞しましたね。

おめでとうございます。

筆者は、 「ボブ・ディランと英国の形而上詩との比較」 をテーマに1979年に卒論を書いたので、この授賞は感慨深いです。

            


                         

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ロンドン レポート 4
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