ブールジュ大聖堂 -4
ブールジュ大聖堂の中に入りましょう。
聖堂内の見取り図をご覧ください。
右側が東で、ブログの最初にレポートした後陣。
左側が西で、5つの扉があったファサードです。
前回のブログは、聖堂内に入る扉の写真で終わりました。
下の見取り図の下側で、南側の少し出っ張ったあたりかと思います。
大聖堂に何回か行った方は、この見取り図を見て、不思議に思うかもしれません。
通常の大聖堂にある、袖廊という部分がないからです。
身廊は東西に長く、袖廊は南北に張り出すものなので、上から見ると十字架を表すのが通常です。
聖堂内に入ると、まず圧倒的な広さにびっくりします。
日本でこんな空間に身を置くことはないな〜、神聖な何かにひっぱられて無になれる感覚です。
そして、後陣までとにかく長い! 141メートル。
天井が高い! 身廊は37メートル。
フランス王や大司教の威厳を象徴して作られたのですね。
(2019年6月撮影)
内陣に向かって、右を向くと・・・
左を向くと・・・
側廊が二重になっている、というのがわかるでしょうか?
この写真なら少しわかるかな?
模型を見た方がわかりやすいかな?
どうやらブルーグレーの部分が屋根みたいです。
身廊の天井が一番高く、一段下がって側廊の天井があり、また一段下がって側廊の天井がある、という作りのようです。
身廊の天井。
写真の中央より少し上の明るく見える天井が、内側の側廊の天井。
この写真は、外側の側廊の天井。
ということで、側廊が南北に2本ずつあるということが分かっていただけたでしょうか。
このような構造により、ステンドグラス窓も3段になっています。
この長ーい身廊で、3段にステンドグラスがあるので、かなりの数のステンドグラスがあります。ただ、側廊が二重のため柱も多いので、一度にステンドグラスがわぁ〜たくさんある! という感じではないかな。
次回のブログでは、ステンドグラスをご紹介します。
それにしても、写真に写っているのはほとんど私たちだけ。貸切ったわけではないんだけどね。
みきデザイン工房 フランス - ステンドグラス見学ツアー 2019年6月
【ブールジュ大聖堂 レポート】
2020年10月22日〜 YouTubeで配信中!
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