2009/10/24 (土)
技法の説明 5 フュージング
ステンドグラスグラスグループ びどりを
作品名の下に、書き添えていました。以下の技法のうち、
“フュージング” については、以前にも多くのブログでご紹介してきました。
● “サンドブラスト”
● “フュージング”
● “絵付け”
● “エマイユ彩色”
20〜30年前くらい前くらいからか、レコード屋に行くと、 “フュージョン” というジャンルのコーナーがありました。メインストリームなジャズとポップなどが “融合された” ジャンルとして、 “フュージョン” という単語も、一般的になりました。いまでいう “クロスオーバー” “ミクスチャー” ですかね・・・。
そのように、“fuse” という単語は、“溶け合わす”、“融合させる” という意味です。
ガラス工芸でいう、“フュージング” も、“ガラスとガラスを溶け合わせる” という意味です。
さて、一言で “フュージング” といっても、溶かす温度(窯の温度)の設定によって、いろいろな呼ばれ方をしています。
● フルフュージング (モレッティでフュージングなど)
(ガラスにガラスが溶け込んで一枚のガラスのようになる。)
(ガラスに乗せたようにする)
● スランピング
(熱を加えて型に合せて曲げる)
それから、フュージングできるガラス も必要になってきます。
● フュージング用のガラス
● パウダー、フリット、ガラスロッド、ダイクロを使うフュージング
などなど、フュージングは奥が深いんですよ〜! でも楽しいです!
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