2009/10/24  (土) 

技法の説明 5 フュージング

ステンドグラスグラスグループ びどりを

第29回 びどりを作品展 2009.9.21〜27  では、

作品名の下に、書き添えていました。以下の技法のうち、

“フュージング” については、以前にも多くのブログでご紹介してきました。 

    “サンドブラスト” 

    “フュージング” 

    “絵付け”

    “エマイユ彩色”

 

 


 

 

20〜30年前くらい前くらいからか、レコード屋に行くと、 “フュージョン” というジャンルのコーナーがありました。メインストリームなジャズとポップなどが “融合された” ジャンルとして、 “フュージョン” という単語も、一般的になりました。いまでいう “クロスオーバー” “ミクスチャー” ですかね・・・。

そのように、“fuse” という単語は、“溶け合わす”、“融合させる” という意味です。

 

ガラス工芸でいう、“フュージング” も、“ガラスとガラスを溶け合わせる” という意味です。

 

さて、一言で “フュージング” といっても、溶かす温度(窯の温度)の設定によって、いろいろな呼ばれ方をしています。

 

  フルフュージング (モレッティでフュージングなど) 

  (ガラスにガラスが溶け込んで一枚のガラスのようになる。)

 

 

  タックフュージング 

  (ガラスに乗せたようにする)

 

 
 

  スランピング

   (熱を加えて型に合せて曲げる)

 

 

 

 

それから、フュージングできるガラス も必要になってきます。

  フュージング用のガラス

  パウダー、フリット、ガラスロッド、ダイクロを使うフュージング

などなど、フュージングは奥が深いんですよ〜! でも楽しいです!



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