2009/07/03  (金) 

参加レポ-3 (フュージング)

がらすらんど鰍フ、“ワンダーらんど 09”(2009.6.27) ですが、

 ・ 2009.06.27(土)には、「“ワンダーらんど 09” 参加レポを、

 ・ 2009.06.29(月)には、「参加レポ-1 (絵付けデモンストレーション)」 を、

 ・ 2009.07.01(水)には、「参加レポ-2 (なぁに、これ?)Art Blast」 を、

レポートしました。今日は、同じく3階で行われた、

 

アトリエクニ 片田久仁子先生
モレッティを使ってフュージングの初歩。

 

のレクチャーのレポートです。

 

 

 

 

  「モレッティ」とは、ミルフィオリ、ガラスロッドで有名なガラスのメーカーです。

メーカー紹介シリーズで後日、紹介しますので、とりあえず下記のブログをご参照ください。

 ・ 「モレッティでフュージング 2008.5.20」

 ・ 「「ベネチアンガラスのマグネット」体験コース 2008.5.8」

 ・ 「フュージングできるガラス 2009.6.2」
 

 


  
上の写真中央奥のブース。

何のブース? ん? 

あの人だかりのほとんどがウチの子達だ! 

すっかりウチの生徒さん達は、腰を据えて聞き入っています。高等科や自由制作科の生徒さん達は作品にフュージングを取り入れる方が多いので、見慣れている方が多いのですが、今回の参加者にとっては、まさに「ワンダー」なブースだったようです。

    
 フュージングとは、溶け合わせるという意味の通り、ガラスとガラスを溶着させる技法です。「フュージングできるガラス」 で綴ったように、膨張係数のあうガラス同士を溶着させます。単に膀胱係数が同じなら絶対に安心、というわけでなく徐冷点の温度の違いやら何やら気をつけないといけないことがたくさんあります。
 

でも、やっぱりフュージングは楽しいですよねっ!


ただ、窯の管理・温度の管理は、窯やガラスによって違うので、思うようにならないことがよくあります。うまく出来上がった時は嬉しいけど、めげない強い心が必要なこともあります。
挑戦したい方は、教室で声をかけてくださいね。作品展に出すまでは写真を掲載できないのですが、普通科の生徒さんも、どんどん作品に取り入れていますよ! 
 

 


 

 
以下は、初参加のHSさんの感想です。

時間が少なくてガラス購入の相談に十分にのれなくて、すまん、すまん!

 
初めての倉庫ツアー、久しぶりの「遠足」にワクワクし過ぎて寝不足での参加でした。
始めてお邪魔した倉庫は、まさに「ワンダーランド」!

 
フュージングブースでは、実際にキルンを使用して、温度管理の極意を説明していただきました。

ここでかなりの時間を費やした私は、昼食をはさんで「巻き」の状態でガラスを物色。
先輩のありがたいアドバイスをいただきながら、小さいガラスを数枚購入。
涙型のジュエルも買って、ホクホクで次回作をイメージしています。
次回のツアーでは、大きなガラスの「この辺を下さい!」と自信を持って言えるようになっていたいです。
 

 


 

丁寧にレクチャーしてくださった、片田先生! ありがとうございました!

皆さん、フュージングの虜になったようで、帰りの車の中でも、魔法にかけられたようにウキウキしていました。創作意欲が湧く! というのは、何より重要なことですよね。

 

HSさん、 “ワンダーらんど” は、年に一回のイベントですが、倉庫ツアーは随時企画していますので、また行きましょう!

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