2016/12/30  (金) 

2016年 年末講師対談

みきデザイン工房の2016年の営業は終了いたしました。

本年も、多く皆様にご利用いただき誠にありがとうございました。

               

新年は、1月6日(金)より営業いたします。

2017年も、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

              

なお、新年の授業日カレンダー を

閲覧およびダウンロードできるようにいたしましたので、ご利用ください。

                 

                       


今年も、本年最後のブログは、恒例 「年末講師対談」 です。

        

ツラツラと書いているうちに長くなってしまったので、お時間のある時にお読みください。

              

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【 1. 今年最大のトピック 】

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高橋 :  2016年も一年が終わりましたね。お疲れ様でした。

              

              

嶋本 :  お疲れ様でした。

まだ色々と仕事も大掃除も終わっていませんが、年末講師対談をしましょう。

          

今年2016年の最大のトピックは、何といっても6月の

「イングランド ステンドグラス見学ツアー」 ですね。

6月15日〜22日、現地参加も含め11名で行ってまいりました。

        

高橋 :  はい、イングランドツアーはよかったですね〜!

って、主催者が言ってはダメか・・・ 

でも、参加した皆さんには「盛り沢山だった」 と好評でした。

時間をかけて訪問地を吟味したツアーだったので、ホッとしています。

欲をかいて詰め込み過ぎたので、日程的にタイトになってしまったけど・・・

        

嶋本 :  高橋先生は、1月から見学地の選定やら、現地とのアポ取り、旅行社との打合せ、パンフレット作り、テキスト作り、Web告知・・・

ずっとパソコンに向かっていて大変でしたね。

        

これまでに みきデザイン工房では、

歴史に沿って海外で見学ツアーを主催してきました。

今回は、16〜17世紀に衰退していったステンドグラスが、18〜19世紀にどう変わっていったのか、

をテーマにして

さまざまなキーワードで探るツアーでした。

        

(写真は、皆でハート型を示しているところです。

ヨーク大聖堂はハート型のトレサリーのステンドグラスが有名なので、)
           

高橋 :  このツアーのポイントを簡単に言うと・・・

          

●掛川市ステンドグラス美術館に多く展示されていたような

繁栄したヴィクトリア朝時代の 「ヴィクトリアン・ステンドグラス」 

         

●そして、それらを制作していた工房で原画を描いていた、

エドワード・バーン=ジョーンズなどの、ラファエル前派の画家たち。

         

●各アーティストが分担したデザインを

ウィリアム・モリスが

一つのステンドグラスのデザインとしてまとめあげたのが

「モリス・マーシャル・フォークナー商会」 のステンドグラス

         

このあたりにスポットライトをあてて、勉強してきました。

         

嶋本 :  ウィリアム・モリスの壁紙などは有名ですが、

ステンドグラスにこんなに関わっていたことを知らない人が多かったんじゃないかしら。

 

高橋 :  そうですね〜。

この時代にウィリアム・モリスがいなかったら、

ステンドグラスはどういう方向にいったんだろ?

というくらいの人なんだけど。

         

嶋本 :  イーリーステンドグラス美術館で、

そこに至る時代の流れがよくわかりましたね。

ジャスミン博士が、わかりやすく説明してくれました。

また、職人さんたちのミニチュアの展示物や、中世の工具など、どれも興味深かったです。

詳しくはこちら:                
        

高橋 :  19C イギリスのステンドグラス研究の第一人者ということで、ドキドキしながら、私のたどたどしい英語で直接メールをしてアポをとったんだけど、

お会いしたらとても親しみやすく、どんな質問にも情熱的に答えてくれて楽しかったです。

        

嶋本 :  これまで見学にいった、ドイツ や イタリア でも

中世(13C、14C)のステンドグラスは素晴らしかったですね〜!!!

しかも、とても良い状態で維持されていますよね。
これらは日本ではほとんど見られません。
                   

高橋 :  ヴィクトリアン・ステンドグラスや

モリス・マーシャル・フォークナー商会のステンドグラスは、

美術収集家が手に入れることができるので、日本でも展覧会や美術館で見ることはできます。

でも、中世のステンドグラスはやはりヨーロッパに行かないと見れません。

大事にされていて国外に出さないし、出せる規模でもないんですよね。

            

嶋本 :  今年オープンした、小樽のステンドグラス美術館にも、

ヴィクトリアン・ステンドグラスが多く展示されていますね。

             

高橋 :  イングランドで、

日本人はケンプなどのヴィクトリアン・ステンドグラスが好きですね、

と言われたんだけど・・・

そうじゃなくて中世のいいのは国外に出してくれないでしょ? と言いたいです。

             

嶋本 :  中世(13C、14C)のステンドグラスといえば、

ヨーク大聖堂のステンドグラスは、ドイツのケルン大聖堂くらいの規模だったか… ステンドグラスのプールの中に浸っているような気分になり見応えがありました。

もちろん、カンタベリー大聖堂も素晴らしかったです。
               
 高橋 :  やっぱり、ステンドグラスをやっているからには、

“イギリスに行ったら、カンタベリー大聖堂とヨーク大聖堂”

の両方に行かなくては!
ヨークまでは遠いので電車での移動でしたが、行ってよかったぁ!

                

嶋本 :  カンタベリー大聖堂では夜レクイエムを聞きましたね。

皆で、服がない・・・ 靴がない・・・ 

と言いながら、ワンピースを着たり、スカートをはいたり・・・ 

いつもと違うオシャレをするのも楽しかったです。

                

 高橋 :  コンサートホールで合唱を聴くのとは、雰囲気がまったく違います。
よかったですね〜 一生の想い出です。

             

 嶋本 :  また、世界最高峰のカンタベリー大聖堂の工房見学も有意義でした。

しつこく見学を打診してもらってよかったです。

             

 高橋 :  そうそう、あきらめずに打診して熱意が伝わったのかも・・・

工房では、いろんなものを見学させてもらったうえに、中世の工具を使わせてもらえたし! 

カンタベリー大聖堂 付属工房のレオニーさん、ありがとうございました。

                

 嶋本 :  海外のステンドグラス工房の見学は、私たちとなんら変わらない道具やガラスで制作していること見ることができるし楽しいです。

                

高橋 :  カンタベリー大聖堂のレポートはこちらです
 そういえば、あの時に足場がかかっていた大窓のステンドグラスの修復が終わったそうです。

(ヨーク大聖堂のレポートは来年の予定。お楽しみに!)                

こうして、
私たちの海外ツアーは、19Cまで勉強してきました。

このあとはアール・ヌーヴォー、不透明なオパルセントガラスの発明 → ティファニー、近代へ・・・ といった部分の見学の予定です。

               

               

               

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 2. びどりを 最大のトピック 】

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高橋 :  「第36回 びどりを作品展」 も無事に終了しました。

              

              

嶋本 :  今年の台風は、九州や四国に上陸ではなく、

関東や東北に上陸するパターンが多く、その影響で

会期中は雨の日が多かったですね。

              

高橋 :   どしゃぶりの中でも、多くのお客様においでいただき嬉しかったです。


              

嶋本 :  今年の作品で特にめだったのは、

スランピングしたパーツが多かったことかな。

ウェットフェルトを使うようになって、石膏で型取りするより楽になったからだと思います。

              

高橋 :  嶋本先生は、毎日のように窯で焼成していましたもんね。
             

嶋本 :  ウチはコントローラーがないので、窯の温度管理が大変で・・・。 

タイマー片手に4時間は気を遣いっぱなしです。
コントローラーはお高くて手が出ませんが、もう少しリーズナブルなものがあれば購入を検討したいと思っています。

             

高橋 :  わかる〜、人のは失敗できないですからね。お疲れ様でした。

(「私、失敗しないので」が決まり文句のTVドラマ 「Dr.X」 も流行りました)

             

嶋本 :  あと、年々、白熱電球の生産が減り、

世の中の電球も蛍光灯も、急ピッチでLEDにかわっていきましたね。

             

高橋 :  LEDは白熱球ほど熱をもたないし、電球の交換の頻度も少ないし、

いろいろなタイプの電球が増えてきました。

長ーいテープ状とかも使ってみました。

売り場に行くごとに新種があり、価格も安くなってきました。

             

嶋本 :  LED電球の種類が増えたことで、

今まで電球の事を考えて実現できなかった、新しいデザインのランプを作れるようになってきたのも特徴かな。

              

高橋 :  あと、たまたまだと思うんだけど・・・

リス・ネコ・どんぐりのモチーフが多かったなぁ・・・なぜだろう? 

              

嶋本 : しめし合わせてないのに不思議ですね。
それから、高橋先生の 「びどりをGO」 楽しかったですよ!

              

高橋 :   作品のパーツの拡大写真を見て、

「どの作品かわかるか?」 というクイズですね。

今年、「ポケモンGO」 というゲームが大流行しました。

             

どの作品か探すのに、みなさんスマホ片手に探していたのですが、 

その姿が 「ポケモンGO」 に似ていたので 「びどりをGO」 と名付けました。

                

嶋本 :  作品制作にあたり、気付きにくいところまで凝って作っているので、

こういったクイズで、そういったところを見ていただけてよかったです。

次回も「びどりをGO」 やりましょう!

              

高橋 : はい。

「VR」から「AR」 へ、なんていう言葉をよく聞いた年でもありました。

「V」 つまりバーチャルから、「A」 仮想現実の中で遊ぶことができるようになった、ということですね。

「ポケモンGO」 では、実際にある景色の中で遊ぶことができるので、

流行ったのでしょうね。

                

嶋本 :  私は、そういったことは不得意で・・・

               

               

高橋 : そうだと思いました。本物の「現実」 で生きていくのが一番です!

本物の「現実」 ?

             

あと、びどりを作品展は、賀川豊彦記念 松沢資料館 を会場として使っているのですが、「賀川豊彦学会」、「賀川豊彦賞」 などができたり、

BS放送 「昭和偉人伝」 で紹介されたり、と賀川豊彦さんがあらためて脚光をあびた年でもありました。

            

嶋本 :  ここでびどりを作品展を34回もやっているのに、知らないことがたくさんありました。 

人に説明できるくらいになりたいです。

           

           

           

              

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 3. 嶋本講師のトピック 】

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高橋 :  
今年のモットーは

               上を向いて前進
               うつむかずに挑戦
               そして、歓び多き一年にしましょう!

  でしたが、いかがだったでしょうか?

            

嶋本 : 新しい技術を学ぶために、ワークショップを受講される方が多かった気がします。
前回の作品とは違う何かをプラスしようという姿勢が多く見られたと思います。

         

高橋 :  また、

生徒さんが制作中に 「まっいっか…」 という言葉を発した時に、

他の生徒さんが、「ダメだよ〜」 とあきらめずに挑戦?を促すシーンを何度か耳にしました。

            

嶋本 :  いいことですね〜

              

          

高橋 :  いいことですね〜
それから、今年は、「体験学習を増やした」 のですよね。

            

嶋本 :  そうです。ウチはこれまでは体験にはあまり力を入れていなかったのですが、あるポータルサイトを通して予約が多く、結構忙しかったです。

                          

高橋 :  それから、今年問題になったのは、

ウロボロス社、スペクトラム社などの会社のガラスが手に入りにくくなったことですね。

             

嶋本 :  米国のガラス工場のある場所がだんだん住宅地化してきて、環境基準にあわなくなり、煙突にフィルターをつけたり、いろいろと制限されるようになったそうです。そして、会社がとうとう閉鎖に追い込まれてしまいました。

             

高橋 :  それで入荷が不安定になったり、入荷しても高くなっていて・・・
                        

嶋本 :  次期大統領のトランプ氏に買ってもらったら?

なんていう冗談も出ていました。

いま引き取り先の会社が決まって、工場はメキシコに作るそうですので、来年末には手に入るようになるかもしれませんが、

まだはっきりとはわかりません。

同じようなガラスが出来るといいのですが、アートガラスは職人の手加減によるものが多いので、どうでしょうか。

            

高橋 :  ガラスだけでなく、金属の価格も高騰しているので困りました。

注文制作の物件は、いつもの感覚で見積り金額を出すと、すぐに赤字になってしまいます。

          

嶋本 :  ホント、何でも値上げで困っています。

そこで、やむをえず来年からは授業料などを値上げさせてただくことにしました。

何でも値上がりの中、授業料の値上げを言い出しにくかったのですが申し訳ありません。

 

高橋 :  今年は、受講料システムを見直しして一年やってきましたが、

いかがでしたか?

          

嶋本 :  30分から受講できるとか、

作業のキリのいいところまとか、

自分の自由に受講時間を決められるようなシステムは、

他の教室にはないので、通いやすいという意見が多かったですね。

         

これからも、皆様が通いやすいシステムにしたいと思いますので、

ご意見がありましたらお寄せください。

                

               

               

               

 

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 4. 高橋講師のトピック 】

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嶋本 :  今年の注文制作はいかがでしたか?          

          

                        

高橋 :  不況です・・・

って営業していないのがいけないんですが・・・

ただ、特徴としてサンドブラストで文字を彫った表彰盾や記念品が多かったです。

あと、多肉植物が流行ったので、寄せ植え用のテラリウムとか・・・

来年は、テラリウムの委託販売に力を入れて行こうと思っています。

          

嶋本 :  高橋先生の担当するペインティング科や師範科は、

遠方からの生徒さんが増えたようですね。

              

高橋 :  そうなんです。ありがたいことです。

今年、新宿に巨大バスターミナル 「バスタ」 が出来ました。

(「バスタ」 から工房まで、山手線を使って、10分以内で来れます)

絵付けの授業は、遠方からいらっしゃる生徒さんが多いので、「バスタ」 を利用される方が増えました。

              

嶋本 :  今年は、北陸新幹線が出来て

北陸方面からの生徒さんも日帰りできるようになりましたね。

今年、北海道新幹線もできましたが、さすがに函館からの生徒さんはいませんね〜

              

高橋 :  新宿にはビジネスホテルもたくさんあるので、日帰りと言わず、泊まり込みでおいでください! 短期集中講座は、オンデマンドで企画しております!

              

嶋本 :  新宿のビジネスホテルといえば、なかなか予約が取りにくくなってきたようですね。

              

高橋 :  そうみたいです。

実感として、インバウンド数は相当増えたなぁ、と思います。

新宿「バスタ」は、旅行者が日本各地にバスで行けるので便利なんですよね。

              

嶋本 :  インバウンドの増加といえば、

以前、私たちがいた百人町1丁目のビルの跡地が、カプセルホテルになるようですね。

              

高橋 :  そうです。特に海外の方はカプセルホテルがおもしろい! と人気のようです。工事終わったかな?

工事といえば、新大久保駅の駅舎の工事もはじまりましたね。

              

嶋本 :  渋谷駅も100年に一度の大改築? 中ですし、

新宿駅もバスタが出来て変わり、

その隣の新大久保駅があのままじゃね・・・ 変わらないとね。

             

高橋 :  変わらないと・・・ といえば、

今年、新しく始めたことは、Instagramです。

Facebookもわからないながらも使っていたら、わかるようになってきたので、ステンドグラス関係に特化してやっています。

              

嶋本 :  海外の方が、「いいね!」してくれたり、

メールをくれると言っていましたね。

            

高橋 :  そうなんです。

ドイツのランバーツ社を訪問した時に、ファクトリーツアーをしてくれたロバート・クリストさんや

イタリアの工房見学をした時のジャンニおじさん

カンタベリー大聖堂の工房のレオニーさんや、

イーリーステンドグラス美術館のジャスミン博士

と、ツアーが終わったあとも、情報を交換できるのが楽しいです。

              

嶋本 :  やっぱり英語を勉強しようかな?

               

            

高橋 :  そうですよ! 英語で授業可、とかにしましょう!

            

さきほどの、Instagramは写真投稿サイトなんですが、

静止画より動画が流行ってきた中で、あえて、

いろいろなツールでみきデザイン工房の情報を発信していきたいとやってみています。

時代にあった情報発信ツールを使って、変わらないと!

              

嶋本 :  そのあたりはお任せしちゃいます! よろしくお願いいたします。

一歩ずつ、変わっていきましょう!

               

            

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大掃除がまだ残っているので、このあたりで年末の講師対談を終了します。

さて、皆さんの今年の最大のトピックは何でしたか?

よかったらコメント欄にかきこんでくださいね。

    

来年も、皆様が使いやすい工房を目指していっそう頑張りますので、

これからも、みきデザイン工房をよろしくお願いいたします。<m(__)m>

              

今年のブログは、これでおしまいです。

今年も読んでいただき、ありがとうございました。

             

では、皆様よい新年をお迎えください。

              

              


              



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