小樽ツアー レポート-5
のレポートです。
今日の新宿は、気温13度! 寒い雨の日です。
最近お天気がスキッとしませんね〜。
つくづく、北海道に行っている間は天気に恵まれてよかったなぁ〜、と思っています。
さて、前回のブログで 「ステンドグラス美術館」 の館内に入ったものの、
コレクションの質の高さと、多さに驚いてレポートしきれませんでした。
そこで、まず2階から見てみることに・・・
木の階段を (ギシギシと音をたてながら) 2階に行って、
右を向いたところが・・・ この写真。
なお右に首を回すと・・・ この写真。
全体をパノラマで撮ると・・・ この写真。
写真でわかるとおり、1階と2階の吹き抜けを使って、
イギリスの教会に入っていたステンドグラスを 「セットで」 展示しているのです。
一部が破損してセットが揃っていなかったり、
一部だけ、どこかの教会に移築されたとか・・・
主題の部分だけ先にコレクターが買ってしまった・・・ とか、
セットで揃って日本にやってきた、というのはとても珍しいのではないでしょうか。
他にも、1階には、セットで展示されているステンドグラスがたくさんありました。
小樽に銀行など立派な建物が多いのは、
ここが20世紀初頭に「北海道の経済の中心地」
として栄えていたからです。
「小樽芸術村 ステンドグラス美術館」のステンドグラスの所蔵品は、
この小樽の隆盛期と同じ時代、
すなわち19世紀末〜20世紀に
イギリスで製作されたステンドグラスです。
当時のイギリスは、「産業革命」で潤ったビクトリア朝の隆盛期で、
多くのステンドグラスが製作されました。
“ヴィクトリアンステンドグラス” と括られる、
豪華な背景と威厳をもたせるデザインが特徴的なステンドグラスです。
(このあたりは、私たちが昨年、2016年に行った
“みきデザイン工房 イングランド ステンドグラス見学ツアー” のテーマの一つでした)
さて、難しい話が続いた? ので、ちょっとホッコリしていただきましょう。
「羊」が描かれているステンドグラスが多かったですが、
この子が一番可愛い、と評判でした。
「小樽芸術村 ステンドグラス美術館」 のレポートは次回も続きます。
ブログでは掲載しきれないので、
工房に本やDVDがありますので、ご覧ください。
【みきデザイン工房 からの お知らせ】
がらすらんど社 “ワンダーらんど 2017” 参加者募集!
・2017年10月26日(木)
・2017年10月27日(金)
今年は、上記の2日間のみです。
みきデザイン工房の生徒さんで、参加ご希望のかたは、
お早目にご予約をお願いいたします。