ブールジュ大聖堂 -9
「ブールジュ大聖堂」 の身廊の両脇、すなわち南北の側廊のステンドグラスをレポートしています。南北の側廊にある礼拝堂のステンドグラスです。
ブールジュ大聖堂 -4 の見取り図をもう一度ご覧ください。
後陣では、半円状に礼拝堂が5つありましたが、南北の側廊には、チャペルがたくさん（8つ？）あります。
今回は、そのいくつかをレポートします。
まずは、15Cの受胎告知のパネル。
16Cの「聖母マリアの前でひざまずくチェリエ家の人たち」
側廊は、15Cのステンドグラスが多いです。
その中で、17Cのステンドグラスは、この 「聖母マリアの被昇天」 のみ。
次は、制作年は？？？ 「サン・ローランとサンテチエンヌの殉教」 というパネルです。
南北同じようなデザインの部分などの時に、「北側には寒色系」 「南側には暖色系」 のガラスを使うのが通例で、どこの大聖堂でも確認してきました。
ここまで紹介したステンドグラスで、上部が「青い」のと「赤い」のがありますね。
これ、北側廊と南側廊で違っていたのを確認してくるのを忘れました。どなたか覚えていらっしゃる方は教えてください。
次は、ファサードの上のバラ窓。
そういえば、上の写真に写っているシャンデリアは、私たちが訪問した時はこの一つ以外は、修理中でなかったのだそうです。
ブールジュ大聖堂 -4 の写真を見ると、シャンデリアが一つしかないのがわかります。
ブールジュ大聖堂 -4 の見取り図を見るとわかる通り、ブールジュ大聖堂には袖廊がありません。
袖廊があると南北それぞれのつきあたりにバラ窓があることが多いですが、ここには袖廊はないのでバラ窓は西だけです。
この写真を撮ったのは、午前中の早い時間です。
ファサードは西側だから太陽がもう少し傾いてくると、もっと派手に輝くのでしょう。
それにしても、遠すぎてピントが合いません。
次回は、ふたたび身廊のステンドグラスのレポートに戻りたいと思います。
今月中にブールジュ大聖堂のレポートが終わるかなぁ・・・
みきデザイン工房 フランス - ステンドグラス見学ツアー 2019年6月
【ブールジュ大聖堂 レポート】
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