「みきBLOG」　ステンドグラス工房の一日

昨年より、「びどりを ステンドグラスカレンダー　2021年版」 販売のお知らせをしてまいりました。

さて新年になり、このカレンダーをお使いいただいているでしょうか？

「びどりを ステンドグラスカレンダー　2021年版」 　

ステンドグラス作品集のような冊子です。

一冊1,000円（税込み）です。
販売促進月間です！

プレゼントに、お礼に、お年賀に
いかがですか？

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お買い上げいただいた方々から・・・

・　「今年、毎月めくるのを楽しみにしています」

・　「既に、昨年から表紙をめくった1ページ目の江本正実先生の作品を鑑賞しています」

・　「もったいないので壁にはかけていません」

・　「このカレンダーには書きこまないようにしています」

・　「1冊はカレンダーとして壁にかけ、1冊は作品集として買いました」

・　「お年賀に配ったところ、ステンドグラスにあまり興味のない方にも、とても喜ばれました」

・　「在宅勤務の日が多いので、いつもより自宅でカレンダーを見ることが多いです」

・・・　と、色々な感想が寄せられています。

お使いいただいて、ありがとうございます。

より楽しんでいただけるように？、デザインを担当した高橋講師より、ページの解説をいたします。

【　表紙　】
・　1回目から39回までの案内はがきを並べて、レイアウトデザインしました。

　　「このハガキの作品は誰のだろう？」

　　「この回から出品してます」

　　「この回まで、あの会場だったね」

　　「この回から見てます」

　　「もう40年経ったのかぁ」　・・・

などと会話が弾んでいます。

・　40周年記念なので、白い4つの輪がどんどん膨らんでいくイメージで、白い細いラインをいれました。

40年の間に仲間は増えたり減ったりしましたが、会員は東京近辺だけでなく日本各地に点在するようになりました。

・　2020年春、コロナ禍で自粛生活の時にデザインしたので、今後明るい話題に満ちますように！　と願いをこめて地色は明るく！！！　赤にしました。

ちなみに・・・

30周年記念　は、田中幹敏先生の行灯型のランプを表紙にしたので、紺色。

（完売しております）

35周年記念　の地色は、ビワ色とでもいいましょうか、渋めの黄色でした。

（完売しております）
  　　   　 　　　　 

【　1ページ目　】
右上： 

2020年末まで、みきデザイン工房の絵付け講師で、日本のステンドグラスの第一人者　江本正実先生の作品。

マリアの作品は、深い立体感のある絵付けが施されています。

   　　   　 　　　
左下： 

これも　江本正実先生の作品で、抽象的なデザインの秀逸さ、色使いの上手さが目を引きます。

各ガラスピースに絵付けやサンドブラスト、エマイユ彩色など色々な技法がてんこ盛りされています。

「この技法真似しよう」、「こういう技法なら私にも出来るかも」とか言いながら、皆で見ていると飽きない作品です。   　　   　 　　　

右下：

ステンドグラスグループ びどりを　の挨拶文です。
   　　   　 　　　

【　1月　】
左上： 

神谷真知子さんの第38回びどりを作品展出品作。

（↑　クリックすると、ブログにリンクします）

細かいサンドブラストに定評のある神谷さんの作品で、ヨーロッパの大聖堂の丸窓のトレサリー（窓枠）をモチーフにした行燈型ランプです。

印刷物でこのキラキラ感がなかなか出なくて残念・・・

電気を点けず窓際に置いても美しい作品です。

ヨーロッパ各地で大聖堂を見学した方なら、このトレサリーは●●大聖堂かな？　とわかるかな？

  　　   　 　　　
右上： 

飯野千鶴さんの第38回びどりを作品展 出品作。

（↑　クリックすると、ブログにリンクします）

ご自分の愛猫が、庭のブルポコディウ（水仙）の香りの中でひなたぼっこしている様子。ボーダーにも色々なシーンの猫ちゃんが描かれています。ほっこりしますね〜！

同じ花を工房にもいただいていて毎年花壇で咲くたびに、この作品を思い出します。

  　　   　 　　　
左下： 

飯野千鶴さんの第38回びどりを作品展 出品作。

（↑　クリックすると、ブログにリンクします）

インドに旅行した時に見た、アジャンター石窟群の天井壁画をモチーフに描いた、という行燈型ランプです。石の壁画も色を付けるとこうなるのですね。

4面と上面が全部違うデザインなので、お名前からリンクしているブログで、他の面もご覧くださいね。
  　　   　 　　　

このカレンダーは5年ごとに制作しているので、各会員の　「この5年間のお気に入りの作品」、または　「新作」　ということで作品を募集し、できるだけ写真も各自に撮ってもらい制作しました。

（30周年記念カレンダーの時は、デジタルデータで提出できる方が少なくて苦労しましたが、

10年経つとさすがに世の中変化していて、印刷物作成が楽になりました）

たまたま1月のページの作品は、3点とも2018年の38回展に出品した作品でした。2月以降のページでは、第40回びどりを作品展　に出品予定だった会員の新作も何点かご覧になれます。

2月になりましたら、また解説させていただきたいと思います。

それまで、1月のカレンダーをお楽しみください。

数量限定で販売しており、あと50冊ほどになりました。

売り切れる前にお早めにお買い求めください。

「びどりを ステンドグラスカレンダー　2021年版」

一冊1,000円（税込み）・数量限定販売

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