「歌舞伎者な魚達」 ランプ
「第36回 びどりを作品展 出品作」 のトリを務めるのはこの作品。
前回、Makingをご覧いただいたランプをご紹介します。
歌舞伎者な魚達
作家名: 島田 夕紀子
技法: サンドブラスト・コパーテープフォイリング
※ 作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします
【本人のコメント】
魚に着物の柄を纏(まと)わせたいと、
『日本の染型』に収録された図案から4つの柄を選び、
ラピッドマスク用(感光タイプのマスキング法)にアレンジしました。
細かい柄のマスキングが飛ばない様にブラストする為、時間が掛かり、
サンドブラストが嫌いになりそうな位大変でした。(笑)
「かぶく」とは、
奇抜な身なりをする
風変わりな身なりをする
といった意味があるそうです。
たしかに魚が着物柄をまとっている・・・
上の3枚の写真は、細かい凹凸のある窓の前で撮ったので、
細かい凹凸が映りこんでいます