2014/01/26  (日) 

アレッツォ・ドゥオモのステンドグラス-2

2013年6月のイタリアツアー のアレッツォ・ドゥオモのレポートを続けます。

今回は、「右の側廊のステンドグラス」 のレポートです

      

下の写真は、左側に後陣の3連のステンドグラスの右端が写っています。祭壇に向かって、ちょっと右を向いたアングルです。

写真の右端にパイプオルガンが半分写っていますが、その後方が右の側廊で、縦長の窓が5箇所あります。

      

       

       

その5箇所の内、これは、「イエス・キリストの洗礼」のステンドグラス。

       

前に紹介した、「聖霊降臨の丸窓」 の翌年、1519年、同じくギョーム・ド・マルチラによって作られました。

        

そのほか、

1520年に

「聖マタイの召命」

 「聖ラザロの復活」

        

1524年に

「大聖堂から追放された冒涜者」

「姦通」

 

5箇所とも、すべてギョーム・ド・マルチラによるものです。
        

        

 

        

        

 遠近法を使っていること、

 構図といい・・・

 人物描写といい…

                 

                

ルネサンス期のステンドグラスの代表とも言える作品ですね。

聖堂内で結婚式をやっていることも忘れ、聖歌が流れる空間の中で、このステンドグラスに見とれていました。

                

時間がいくらあっても足りない感じでした。

        

        

        


        


    


        

最近、工房ではアレッツォの話しになることが多く、結構、皆さん覚えていることがわかりました。イタリアに行った方も、行けなかった方も、毎回のブログを楽しみにされていると言われましたので、まだまだアレッツォのネタで頑張ります!

        

アレッツォの、これまでのブログ: 

アレッツォ
アレッツォ・ドゥオモ ファサード上 「聖霊降臨」の丸窓
アレッツォ・ドゥオモ 左側廊・後陣

         

 


        

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アレッツォ・ドゥオモのステンドグラス-1
アレッツォ・ドゥオモのステンドグラス-3