2012/02/22  (水) 

忘れられない一枚のガラス

先日のブログで、 「夢に出てきそうな、忘れられない素敵なガラス」 の話しをしましたが、2010年の秋に、ドイツに行ってランバーツ社で買って、日本に届くまで待ち焦がれた一枚があります。届くまで 「まだかな、まだかな」 と、長かったですね〜
 
最近はステンドグラス用のガラスで、ミラー加工されたガラスをよく見るようになりました。でもランバーツのアンティークガラスに、ミラー加工されたガラスがあるなんて、思ってもいませんでした。このガラスです。

 

上の写真では、ミラー加工されているかよくわかりませんが、下の写真では、黄色いスケールが映っているのがわかりますかね。

 

 

 

このガラス、ヴァルトザッセンにあるランバーツの倉庫ではなく、ショールーム?の方にありました。ランバーツのChrist副社長が、こっそり案内してくれたので、おもわず一目ぼれして買ってきてしまいました。他にも違う色があったのだけど、この黄色はインパクトありましたね〜!

(一緒に行った皆さん、一人でいいガラス買ってしまい、ごめん! ビデオ撮りしながら通訳とガイドをした役得だと許して!)

あの後、日本でこのガラスを見かけていないので、世界で一枚のガラス! と信じています。

 

さて、このガラスを使って作ったパネルは次回ご紹介しま〜す。

 

 


 

先日、越生のがらすらんどさんの倉庫の “あの木箱” の中には、こんな感じのガラスもありました。ちょっと色の入り方が違うし、ミラー加工もしていませんでしたが、素敵な一枚でした。

 

 

 


 

| コメント(6)

この記事へのコメント

 [無題]

初めまして。
ミラー加工ってなんですか?
なんとなく写真でわかる『感じ』はするのですが・・・・・

 ミラー加工

こんにちは。
「つぐみ」ってかわいい名前ですね。これからもよろしくお願いします。

ミラー加工ですね。
鏡といって思い浮かぶのは、私たちのウツクシイ姿を映してくれるあの鏡ですねぇ。
あの鏡は「無色透明」の「表面の平らな」ガラスの面に反射金属(銀膜)などを張り付け、その後金属保護塗装をほどこしてあります。
最近は銀膜以外のもので鏡を作る方法もあるようですが・・・
拡大して見えたり、細く見えたりする鏡もありますが、あれはたぶん鏡にする前にガラスを加工しているのだと思います。
最近はステンド用の色がついたり、マチエールがついているガラスにも「ミラー加工」してある物もあります。
ただし、光を通さないのでランプには適さないですね。

分かったかしら?

 見たいです〜

上記のガラスでお作りになったというパネル、観るの楽しみです♪
それと、ぜひランバーツ社で撮影されたビデオも観たいです!

 [無題]

ありがとうございます。
一番上の写真は白い部分が透けているように見えるんですが、
透けてないのですか?
わかるような、わからないような・・・・・・・。
鏡の上に違うガラスがのっているような感じですか?

 くすさんへ

2/24付けのブログで、パネル掲載しました〜。
※ランバーツ社で撮影したビデオDVDは教室にありますので、ご覧ください。
ただし、私のひどい英語を笑わないと約束してね。

 つぐみさんへ

鏡を側面から見てもらえるとすぐにわかるのですが、鏡に物が「映る」のは、鏡の背面の薄〜い被膜のためです。
   
上のガラスはところどころ透ける部分があるガラスにミラー被膜をかけたので、ところどころ物が映るのです。(たとえば黄色スケールを置いた部分)
  
ステンドグラスのガラスの背面に、この被膜をつけたガラスが工房に何枚かありますので、工房においでになった時にご覧くださいね。
 

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おいしそうなランプモールド?
ミラー加工のランバーツ