2012/02/24  (金) 

ミラー加工のランバーツ

前回の 「忘れられない一枚のガラス」 で制作した作品をご紹介します。 2011年9月 第31回びどりを作品展の出品作です。

 

 

 

 

 

「アルジェント(銀)のチカラ」

 

作家名:高橋 園子 

びどりを展 出品回数 30回 ・ ステンドグラス歴 31年

 

 

W:650×H:850mm 

※作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします

 

 

【本人の感想】

2010年11月に工房の皆様と訪ねた、ドイツ ランバーツ社のショールームで世界に一つしかない?ガラスを購入しました。

 

裏面が “シルバー(銀)” コーティングされていて、表面には黄・紫・白が被(き)せられています。

黄色は “銀” を材料とすることでこのように非常に美しいインパクトのある黄色に発色します。

ふたつの意味をこめて、“アルジェントのチカラ” というタイトルにしました。(アルジェントはイタリア語で銀という意味です)

 

中央部分は通常の5ミリ厚の鏡で、上下に少しだけ使ったリップルのガラスもミラー加工されたガラスです。 

 

  
この作品は、 2011年9月 第31回びどりを作品展の会場の廊下のつきあたりに展示していただきました。

 

 “アルジェント” の輝きが目立つように、黒い鉄の枠をデザインし、特注しました。遠くから見ても黒い鉄枠はインパクトがあったのではないかと思います。

 

鉄なのに、漆塗りのようなぜいたくな塗装をしてくださった株式会社 高橋鉄骨様に深くお礼申し上げます。

 

第31回展の他の作品 (1)

本人ホームページ

 

 


 

 

 



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| コメント(2)

この記事へのコメント

 [無題]

はぁ〜、素敵ですね!!
こんなステンドグラス初めて見ました!!
鉄の枠に、どこからガラスを入れたのですか?
不思議です!

 つぐみさんへ

ありがとうございますm(._.)m
びどりを作品展の歴史31年間で、わずか9ピースの作品は最少記録だと思います。通常ステンドグラスは後から光をあてて美しく見えるものですが、このように壁にかけても、「魅せる」力のあるガラスがあるんですね。ガラスの向こう側から部屋の光を反射して輝くので、ホント綺麗です。
  
※鉄枠の背面に桟を溶接してもらったので、その桟の中に鉛線で組んだステンドグラスをはめ込んで固定しました。

忘れられない一枚のガラス
山が綺麗なパネル