2010/04/16  (金) 

毎月、絵付けワークショップ開催中

寅年ということで、「今年のテーマは、Let's T・R・Y!」 としました。

 
ステンドグラスに使う技法はいろいろありますので、今年は特に今までやったことのない技法にT・R・Y!してみていただきたいと思っています。
そこで、まずは絵付けの基本である「線描き」のワークショップを、2月から開催しています。

 

 

●毎月第4日曜日、13:00〜17:00、各回 3名様限定です。

ブログなどで紹介する前に、満員になってしまっていたので、告知が遅くなり申し訳ありませんでした。(定員が3名なので、空いている月をご予約ください。)
費用 : 13,000円 (講習代、ガラス、下絵、絵の具、ペン、焼成代込み。)

        (生徒さんは8,000円)

講師 : 第4日曜の絵付け講師、江本正実先生

  

    

絵付けの最初に線描きする時に使う筆は、写真のように穂先の長い筆を使います。穂先が短いと少ししかグリザイユ(絵の具)を含むことができないので、長い線がかけないからです。穂先にたくさん含ませておいて、グリザイユが穂先に徐々に降りてくるのに合わせて、線を描いていけば相当長い線も描けます。
しかし、この長い穂先に慣れるのが大変で、うまくかけなくて絵付けに苦手意識をもってしまう方が多いようです。

 
そこで、「Gペンを使った線描き」をしていただきます。慣れてきたら筆も使って描いてみていただきます。
 

 

  
 


一日では無理かもしれませんが、慣れてくるとニュアンスの違う線が描けるようになってきます。絵によって、筆を選ぶように、ペン先も選んで使うといいでしょう。

 


 

【ワークショップに参加した皆さんの感想】

 絵付けをやってみたいなぁ、とひそかに思っていたので、こういったワークショップの企画があり、きっかけになってよかったです。

 
 複雑な下絵でも、万年筆で描く感覚で描いていけるので、さほど苦労せずに短時間で描けました。

 
 筆で描くには、最初の日は穂先の長い筆に慣れるように一日中練習するのだと聞いていましたが、これはほんの少し練習しただけで、思ったより早くかけたので、もう一枚描いてみました。楽しいです。

 
 筆を使って描くのとは、ビミョーにニュアンスが違うので、使い分けるといいでしょうね。

 
 今回はアニメ用の2種類のペン先で試してみましたが、いろいろなペン先で試してみるといいと思います。


 



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| コメント(2)

この記事へのコメント

 ワークショップに参加して

初めてのワークショップ、楽しかったです。まだ線描きと影を入れる作業?と2回ですが、まったく素人の私にも出来ました。線を入れるところを間違えても、先生は優しく「こうすれば良いよ」と。手直しして下さり。よかった((*^_^*) ガラスには色がたくさんあり、それを組み合わせるだけでも楽しい、絵付けはしないと思っていましたが、手法ガ広がると思いました。

 hottyannba-baさんへ

hottyannba-baさん ご参加ありがとうございました。
hottyannba-baさんがコメントしてくださった「多くのガラスの色の組み合わせ」は、ステンドグラスの基本中の基本です。それは、絵付けをほどこしたステンドグラスでも同じです。

このワークショップでは、「練習」なので「一枚のガラス」に描いています。題材によってはエマイユで色をつける練習もするでしょう。ですが、本来は「多くのガラスの色の組み合わせ」でガラスを選んで切ってから、そこに絵付けをしていきます。
ですから、hottyannba-baさんの楽しみは倍増するはずですよ!

※ 「一枚のガラス」のガラスに描くのでは“ガラス絵”になってしまいますので、当工房では「あくまで練習」ということを認識してもらうようにしています。

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