2012/02/09  (木) 

鬼を作るのが大変でした

先週の節分の頃、工房のエントランスに飾っていた鬼のお面を片付けていました。その時に思い出した作品をご紹介します。2011年9月 第31回びどりを作品展の出品作です。

 

 

 

絵本 「酒天童子(しゅてんどうじ)」 より
絵:日本画家 下村良之助

 

作家名:島田夕紀子 

びどりを展 出品回数 24回

 

 制作技法: 絵付けサンドブラスト

W:350×H:270mm 

※作品の写真の転載・転用、およびデザインの転用を固くお断りします。

 

 

 

 

 

【本人の感想】

人々の表情や仕草など絵本の絵の面白さに惹かれ、これをステンドグラスで造りたいと思いました。絵を活かす為に、絵付けにチャレンジしました。驚く人々の手や鬼の袴の模様は、思ったより良く出来たと満足しています。
作品が小さい為、小さなピースにRも多く、硝子カットもコパー巻きも大変でした。
鬼の顔や髪の毛はサンドブラストしていますが、目や歯の部分を白く抜く為、マスキングをカットするのが難しかったです。

 


 

 

以下は、制作風景です。

 ← ガラスに絵付けをします。

 

 ↓ そして、窯板に並べたところ。
    600度で焼成しました。

 

 

 ↓ コパーテープで巻き半田しました。

 


 

今週の土曜日、2月11日は祭日でお休みの予定でしたが、皆様の強いご希望があり、
営業することにいたしました。11:00〜19:00までです。

どなたもいらっしゃらない時は、早めに終了する場合がございますので、遅くなる方はご連絡ください。よろしくお願いいたします。

 


 
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