2014/05/06  (火) 振替休日

フィレンツェ・ドゥオモ レポート-4

これまで、 2013年6月 みきデザイン工房主催 イタリア ステンドグラス見学ツアー 

レポート-1   では、フィレンツェ・ドゥオモの外観

レポート-2  では、側廊のステンドグラス

レポート-3  では、入り口のステンドグラス

を紹介しました。

                

                

今回は、ファサード(西正面入り口) のレポートを続けます。

               

通常、祭壇は東を向いていますから、入り口は西側です。

左の写真は、ファサード(西正面入り口) の写真ですが、オッキオ(丸窓)が3つあるのがわかりますね。
                

                

中に入って、振り返ると…                 

                

                                            

中央に24時間時計があり…

                

3つのオッキオ(丸窓)がありました!!!

上の方に、「聖母の被昇天」 の大きな窓があります。

お〜、これが!!!


                

                

                

15Cはじめの制作ですが、丸窓だからと言って放射状のバラ窓ではなく、絵としての構図を重視する点は、イタリアっぽいですねぇ。

                

聖母マリアが、奏楽の天使に囲まれています。

                

構図重視なので、枠や補強は縦横にきってあります。

             

               

               

さて、少し下側の両側のオッキオは、「聖母の被昇天」 の10年後に作られたもので、

「聖ラウレンチウス」 と 「聖ステファヌス」 の就任式を表しているそうです。

どちらも聖人の名前です。

               

 

               

               

余談ですが、

聖ラウレンチウスは、ドイツでは、聖ロレンツ。
聖ステファヌスは、ドイツでは、聖シュテファン。
ドイツで、ニュルンベルクの聖ロレンツ教会、マインツの聖シュテファンに、見学に行きましたよね。

                              

               

 さて、次回は、後陣のステンドグラスをご紹介します。

               


                

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