2011/12/15  (木) 

聖ロレンツ教会のレポート

先月から  2010年11月のドイツツアー の集中レポート月間をしてます。でも、ちょっと脇道にそれていたのですが、10日ぶりに再開します。

 

今日は、ニュルンベルクという街に移動して3つの教会を見学したうちの、「聖ロレンツ教会」 のレポートです。ニュルンベルクはバイエルン地方の古都で城壁に囲まれた街。迷ったら、このお堀づたいに歩けばわかりやすいです。

 

教会の前には、クリスマスマーケットの準備をしているテント小屋がたくさんありました。(あと2、3日遅ければクリスマスマーケットが始まっていたのだけ… その日は“準備中”でした。テントの裏からパチリ。影絵になってこれはこれで楽しい!)

 

 

「聖ロレンツ教会」には、高い2本の尖搭があり、真ん中あたりに、薔薇窓が見えます。中に入るのが楽しみ! しか〜し、中に入る前にトイレへ行きましょう。… と、30人がトイレに行ってる間に、どんどん日が暮れてゆく… (だいたい、観光地じゃないんだから、トイレなんてない。)

というわけで、薔薇窓は光量が足りず、写真で我慢してください。

この薔薇窓は、赤、青、黄のガラスで作られた大きな十字架の中に小さな十字架があり、1350年に作られたものです。

 

 

 

  

 

左上の写真の、上の段の拡大写真です。↓

  

 

ロンデールで組まれている部分が多いので、ロンデール好きの誰かさんが喜びそうです!

 

  

 

この教会には、15世紀に作られた「出エジプト記の窓」、「エッサイの窓」 といった有名なステンドグラスがあるのだけど、見つからず… 一部修復工事をしていたので、そこがそうだったのかもしれません。 

何しろ、ひとまわり全部上の段も下の段も、窓はすべてステンドグラスですから、どこかの窓は常に修復中になってしまいます。

 

ニュルンベルクは、中世には商業や科学・芸術が発達し、ドイツで最も繁栄した町なので、15世紀くらいの芸術作品が特に多いです。ステンドグラス以外にも彫刻などすばらしいものがたくさんありました。私の中では、もう一度行きたい街、ベスト3に入ります。

 

 


| コメント(2)

この記事へのコメント

 まさか?

一日たっても、ロンデール好きの誰かさんから、書き込みがないので。まさか?というかやっぱり私の事でしょうか?
ロンデールはまだ眺めて楽しんでいますが、いつかきっと「何か」にしますので気長にお待ちください。
でも、こんなに贅沢にはもったいなくて使えません!恐らくチビチビケチケチ使います。

 ロンデール好き

まさか? いえ、「ロンデール好き」と言ったら、やはり、猫まんまさんでしょう。
 
昔は、大きな板ガラスを作る技術がなかったので、丸いガラス、つまりロンデールを使ってステンドグラスを作っていたのですよね。7世紀くらいから使われていたそうです。
真ん中のヘソは、ポンテ竿の跡で、ここがキラキラして綺麗なんですよね。私もロンデールは大好きです。

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