2008/11/12 (水)
「宵のうち」のどこが悪い!
工房では、いつもJ-WaveかInterFMといったFMを聞いていますが、最近、天気予報の時に、「えっ?」と耳を素通りしない言葉があります。それは、「夜のはじめ頃」です。
『公共の電波の天気予報なのに、なんで 「夜のはじめ頃」 なんて変な表現するんだろうね〜!』
『いったい、 「夜のはじめ頃」 って何!?
薄暗くなり始めが「夕方」で、暗くなり始めが 「夜のはじめ頃」 なんじゃない? 』
といった、会話をしています。
ネットで調べたところ、気象庁が、2008年4月1日から天気予報で使う用語を大幅に見直したのだそうですが、4月から使っていたかしら? 先週くらいからよく聞くんだけど・・・
で、気象庁によると、『「宵のうち」については、夕暮時を指しますが、「夜のもっと遅い時間だ」などと 誤解も多いということで、「夜の始めころ」という表現に改められました。』 ということでした!!!
ご丁寧に下のような図まで掲載していました。
00時〜03時 「午前3時頃まで」 → 「未明」
03時〜06時 「明け方」
06時〜09時 「朝のうち」 → 「朝」
09時〜12時 「昼前」
12時〜15時 「昼過ぎ」
15時〜18時 「夕方」
18時〜21時 「宵のうち」 → 「夜のはじめ頃」
21時〜24時 「夜遅く」
「宵のうち」が誤解されやすいなら、説明し続ければいいことでしょ?
日本語の情緒的な部分を排除して、とにかく「わかりやすく」に徹するのはどうでしょうねぇ・・・
使わなくなれば、ますます「宵のうち」を誤解する人が増えるでしょうね。残念です。
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