2009/02/16 (月)
製図用品なんて使ったことないんだもん!(魚を使おう)
前回の「製図用品なんて 使ったことないんだもん!」 (2009.2.9)では、コンパスをご紹介しました。教室には、いろいろな製図用品があり、ご自由にお使いいただいています。
デザインを家で描いていらっしゃる方もいらっしゃいますが、教室にはいろいろな製図用品が揃っているので、教室でやった方がはかどる、という人が多いですね。
ステンドグラスの場合は、塔のように尖ったインカーブのカットはできないので、写真のように、空の部分に線を入れることになります。
その際に、“自在定規” を使います。自在定規とは、文字通り、自在に折り曲げられる定規です。
任意の曲線を書きたいときにフリーハンドでは、なかなかきれいに描けませんが、この自在定規を使うと、グニャグニャ曲がりますが、ある程度の固さがあるので、自然な線に曲げることができます。
これを、“魚” で押さえます。
“魚” とは、鉛製の文鎮を白いセーム皮で包んだものです。
工房の(上の写真)は、昔は白かったのですが、あまりに汚くなってしまったので、ビニールとガムテープで巻いてあります。だから写真では見にくいのですが、自在定規を押さえるフックがついてます。このフックを自在定規に乗せて固定します。結構この文鎮は重いんですよ〜! (実は、五十肩のリハビリに、これを振っていたこともありました・・・)
工房にはいろいろな形の文鎮があるのですが、この“魚” 型の文鎮の使い方も覚えてくださいね。
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