2009/02/24  (火) 

型紙を正しく切ってますか?

「雪になりそうなくらい寒いです!」 と言って生徒さんが入っていらっしゃいました。 

そうだよね〜。この頃、冬にしては雨が多くない? それに寒い!

でも、皆さんおしゃれなレインコートや、レインブーツで雨でも楽しそうです。


 

外は寒いですが、教室の中は今日も熱心な方々で熱いです。

先週は、製図用品についてのブログが多かったですが、今日も製図をしてる方がいらっしゃいました。でも、せっかく正確に製図をしても、正確にガラスを切らなくては意味がありません。

そのためには、正確に型紙を切らなくては!

「ガラスを型紙通りに切りましょう!」 って、しつこく、しつこく言っています。そのためには、まず型紙の切り方から大事なんです。

 

左の写真は、パターンばさみで左から右へ切っているところです。写真ではよくわかりませんが、中央の縦線にも既にカッターで(切り離さない程度に)線が入っています。

パターンばさみで切った後、中央の縦線のカッターの線の跡をもう一度カッターでそっとなぞれば、縦線も切り離せます。そうすると、上下左右の線がずれません。


まっすぐな縦線を先に切ってしまってから、右側と左側を切ると、人間のすることですから、微妙に誤差が生じます。ここで誤差が生じてしまうと、いくら型紙通りにガラスを合わせても、ずれてしまいます。

−−−−−−−− 繋がっている線は、繋げて切る −−−−−−−−

これ、基本です!

 

  型紙を正確に切る

        ↓

  ガラスを型紙通りに切る

        ↓

  ガラスが型紙通りか再確認する

 

この3つを頑張れば、その後の鉛線組み、コパー巻きはダンゼン早くなります。

現物合わせで調整するのでは、制作に時間がかかってしまいます。

普通科のうちに基本を身につけ、高等科や自由制作科で、正確さとスピードを身に付けて欲しいな。もっと早くできれば、もっとステンドグラスは楽しくなりますよ!

 

※他にも型紙の切り方で注意することがありますので、授業の時にお教えしていきたいと思います。

 

教室の案内: http://www.miki-designkobo.com/annai.html

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