2009/08/24  (月) 

会報 びどりを

「ステンドグラスグループ びどりを」 が発足してまもなくの、1982年に「会報 びどりを」 が創刊されました。

 

みきデザイン工房設立の1977年当時は、まだ日本では一般の方にはステンドグラスの情報も少ない時代でした。ステンドグラス制作工房はあっても、ステンドグラス教室というものはなく、東日本では最初の教室と聞いています。

 

そんな時代ですから、生徒を連れてヨーロッパへの研修旅行も企画され、直接海外へ飛び出し、生でステンドグラスを見、ガラスを買い、有意義な研修旅行だったようです。

いまは、その研修旅行に参加したメンバーも少なくなってしまいました。(ほとんどいない?) 30年以上前の話しですからねぇ。(ちなみに私が入学する直前の話しなので行ってないのですよ〜)

 

そんな頃、「ステンドグラスグループ びどりを」 が発足し、しばらくして、この会報が創刊されました。内容は、ガラスの成分、教室での会話・・・ 今は、ブログでお伝えしているような事柄を、昔は「会報」という冊子を使って配布していたんだよな〜 時代は変わったものです。

 

この会報は、初代会長の(故)渡部恭治さん、編集の今野敬子さん(当時のアシスタントさん)達が、田中幹敏先生と協力して、情熱を傾けて発刊にこぎつけたものです。当時、決して若いとは言えない渡部さん(失礼! 頭の毛は寂しくなっていましたが、「僕は、いまだにロングヘアーをなびかせて、ナナハン(バイク)を飛ばしているんだ!」 が口癖の元慶応ボーイで、いつもにこやかなおじさま。帆船をモチーフにしたステンドグラスを数多く制作されました) が、ガリ版刷りの小さな枠の中に、細かい文字で原稿を書いていたのを覚えています。

(パソコンも、もちろんワープロもない頃の話しですからね〜。会社にはオフコンが導入され始めた頃の話しです。)

 


 

その創刊号に、先代の田中幹敏先生(現在は引退されています)が、「ステンドグラス 世界の旅」 という記事を掲載していました。イギリスの 「ファイブ・シスターズの窓」 の逸話もあり、興味深い記事です。次回は、その記事をご紹介します。



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和紙のようなガラス
ファイブ・シスターズの窓