32回びどりを展終了いたしました
「第32回びどりを作品展」 は、昨日23日で終了いたしました。
会期中は、毎日のように突然激しく雨が降ったり、すぐに晴れたりと不安定な天気の一週間でした。しかし、今回は近年まれにみる入場者の多さを記録しました。各駅停車の電車しか止まらない上北沢という場所にもかかわらず、これほどまでに多くの皆様においでいただけるとは! しかも、すごく遠方からです。北海道、岩手県、群馬県、茨城県、栃木県、山梨県、静岡県、愛知県・・・
会員一同、心より感謝申し上げます。
今回は、教室は嶋本先生にお任せし、私、高橋はほとんど会場におりましたので、みなさんの声を聴くことができました。
●「毎年、びどりを展に伺うのを楽しみしています。」
ありがとうございます。
●「大雨でも絶対に来ようと思っていました。」
ほんとすごい雨の中、ありがとうございました。
●「毎年来ていますので、来年も案内をくださいね。」
はい!
●「窓に下げたウインドウパネルがどうやってさげているのか… というところが気になりました。」
そういった所も見るということは、ステンドグラスをやっている方なんですね? 窓枠に自分たちで鉄パイプを組んで、チェーンで下げているので、設営には時間がかかるんです。
●「(ライトボックスのウインドウパネルを見て)光源は何ですか?」
ライトボックスはまんべんなく光がまわるようにするのに気を使うんですよね。
●「ティファニーランプのレプリカは1つもなく、すべてオリジナルなところがすごいですね。
みきデザイン工房で習う方には、お仕着せのデザインや色でやるのではなく、最初から自由に考えていただいています。考えるのが苦痛だという方には、既成のデザインに一ひねり加えるところから、発想が広げてもらっています。そうして慣れてくると、デザインすることが楽しくなるようです。
●「どんな電球を使っているのか、不思議な形が多いですね。」
最近のLED電球の進歩は日進月歩で、新発売の電球のチェックを頻繁にしています。今回の作品にも変わった電球がたくさん使われています。この電球を使おうと制作をすすめ、次に売り場に行くともっとよい電球があったりします。電球は作品のカタチを左右しますから重要です。
●「ステンドグラスで作った“家”などが庭付きで展示されているのが楽しかった」
展示台と壁面をセットで、作品の周りも含めて「一角」を自分で構成してもらうコーナーもつくり、評判がよかったです。
●「あんなに小さい“家”なのに、いろいろ手をかけて凝っていて、愛情込めているんだなぁ、と思いました。」
あれも作れば、これも作れば? と制作している脇でいろいろリクエストが入ってしまうようです。作家のみなさん、リクエストに答えていろいろ見どころを加えていただき、ありがとうございました。
●「展示の仕方がよかったです。」
明るい所&暗い所?、低い所&高い所? など制作者の意見を聞いて、よりよく展示するようにしています。
●「真鍮の飾りが効果的に使われていますね。」
本来の使い方以外の使い方で飾りバンドを使っているので、目についた方が多かったようです。
●「即売コーナーで可愛いクリスマスツリー買いました。」
今年の即売コーナーは数が多く充実していました。前半でかなり売れてしまいましたが… お買い上げありがとうございます。
●「ステンドグラスは楽しいものだと知りました。」
●「教会に入っているステンドグラスか、ティファニーランプしか知りませんでしたが、いろいろなことができるんですね。」
●「自分たちがやっているステンドグラスと何か違う・・・。」
●「まん丸いランプって、どうやって作るんだか… すごくかわいいです」
●「是非、ワークショップに参加したいです。」
今年は出展数が少ないですね、と言われることもありました。でも展覧会主催の趣旨は 「数」 だけではないし、「継続は力なり」という言葉とおり、毎年続ける事、考え続け、切磋琢磨、研鑽していく事が大事だと思っています。
最後に、一番嬉しい感想、それはこれです!
「ステンドグラスって色々な可能性があるんですね。」
これに気づいていただけるなんて最高です。ありがとうございました。