2008/07/30  (水) 

アンティークパティーナ

通常は、半田をした後に、古美化するためパティーナをかけて黒っぽくします。

(パティーナをかけないと半田が銀色に光ってしまうので、古美化しておいた方が作品が落ち着きます。また、そのままにしておくと半田がムラにくすんできて汚くなることがあります。)
工房によっては、失敗しにくいブラックパティーナを使うようですが、当工房では、自分で配合した、アンティークパティーナを使います。

このアンティークパティーナは、「暗褐色」、「暖黒色」 になるようにかける! のが理想です。でも、そのようにかけられるようになるまで、経験が必要です。

 
たいていは、赤茶っぽくなったところと、黒っぽくなったところがあったり、全体にムラになったり、なかなかうまくいきません。アンティークパティーナは、そもそも銅メッキをする際の薬品ですから、銅色になるのはあたりまえなんです。一度に、ジャバッとかけたら、銅褐色になってしまいます。それを、すこしずつ注意して、時間をかけて、丁寧にやると、下の写真のように綺麗な「暗褐色」、「暖黒色」になります。

 

この方は、理想とする色合いで、ムラなく綺麗に出来たので、思わず写真をとらせていただきました。

 

 

 

 

 

 



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