2009/08/22  (土) 

和紙のようなガラス

「和紙のような透け方」 をするといいましょうか・・・

「パート・ド・ヴェールのような柔らかい透け方」 をするといいましょうか・・・

 

・・・と言えば、ステンドグラスをやっている人ならわかるかな?

そういったガラスを、「スティップル」 と呼んでいます。

 

 

 

上の写真の薄ピンク色の部分、

右の写真の薄緑色の部分、 

 

これが 「スティップル」 のガラスです。

何とも柔らかい透け方です。

これらのランプは蝶をモチーフにしたものですが、蝶の羽の雰囲気もあるので使いました。

 

この写真は白熱球を入れているので、(上の写真の場合)薄ピンクですが、白っぽい光を放つ白熱球(東急ハンズとかに行くと売っています)、蛍光灯などによって、すごく違う色になるんですよ!

微妙な色合いを放つだけに、電球にも気を使うガラスです。

 


 

「スティップル」の白いガラスを、ただ四角く組んでいくと、障子のような和風の雰囲気にもなります。

 

以上、「スティップル」をご紹介しましtが、これは、米国ペンシルバニアのガラスメーカー、ヤカゲニーというガラスメーカーの中でも、特徴的なガラスです。

今回は、無地の「スティップル」 をご紹介しましたが、多色混じりのガラスなど、種類はたくさんあります。

また、ヤカゲニーには、ティファニーが使っていたガラスを再現したシリーズもあり、数がとても多いので、これはあらためてご紹介しますね。

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