2010/11/09  (火) 

横浜市開港記念会館 修復記念誌

最近、「横浜市開港記念会館 修復記念誌」 が出版されたと、横浜市 市民局の担当者の方からご連絡いただきました。

わが工房でも、一昨年の12月に修復を見学したので興味深く、とても興味深く思いました。思い出しますね〜。寒かったあの日を・・・ 今度はドイツの見学でもっと寒いかも・・・

 

以下、このブログで紹介する了解をいただきましたので、ご紹介します。

 

横浜市では、横浜市開港記念会館(国重要文化財指定・大正6年竣工)という歴史的建造物内にある、日本に残る歴史的価値の高いステンドグラスを、横浜マイスターの平山健雄氏の手により行いました。

現在、このステンドグラスの修復に至るまでの具体的作業や手順などを記録した修復記念誌を、900部限定で販売しております。
(詳細につきましては、こちらをご覧下さい。)


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おかげさまで、約80年前に設置された横浜のステンドグラスは、すっかり輝きを取り戻しました。

今回の修復は、歴史の長いものだけあって、ガラスの汚れやたわみがひどい状態でしたが、約2,000もあるガラスピースを分解し、1枚1枚洗浄し、組立て直していく作業で、徐々にガラスが光を取り戻していくさまは、非常に感慨深いものがありました。
修復記念誌は、この修復過程を豊富な写真で解説していますので、ぜひともご参考にしていただければと思います。

左右2枚のステンドグラスは、国内最大級の大きさ(縦3m、横1.5m)であり、一見の価値ありです。
記念誌に関わらず、横浜にお立ち寄りいただいた際には、ぜひ開港記念会館にもお立ち寄りいただき、光を取り戻したステンドグラスをご覧いただけたらと思います。

横浜市 市民局

 

 

1月には小笠原邸のステンドグラス見学ツアーの予定がありますが、横浜もまた行ってみたいですね〜。



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| コメント(2)

この記事へのコメント

 本当に寒かった・・・

修復の見学会懐かし〜い、あの日はほんとうに寒かったですね。でも、どれも興味深かったし、見学の日にいらした修復担当の方がみき工房で田中先生のお手伝いをされていた事が分ったりと、時間を忘れてしまいましたね。
綺麗になった開港記念館にも、また皆で行きたいですね❤
ドイツは、もっと寒いでしょうが、興味深い建物やガラス工場の見学も有るし〜、参加される皆さま!!寒さを吹き飛ばして満喫して来てくださいね〜!!!
T先生には、ドイツビールという強い味方も有るしね・・・(*^^)v

 横浜、行きましょう

この記念誌は、横浜市役所に行って買うか、送ってもらうかですが、開港記念館は市役所から少し歩いたところにあるので、見に行きましょう。

島子さん、何とかドイツツアーのハンドブックが出来上がり、金曜日には印刷できそうです。建築の歴史、ステンドグラスの歴史、ガラスの製造方法など盛り沢山です。
これで、やっと夜にビールという栄養源を体内に入れられそうです。

風邪の予防には
宇野澤辰雄の本