ガラスメーカー(4) サンゴバン
前回のブログで、
お時間のある方は、がらすらんどさんのサイトで、フランスのサンゴバン グループで作られた建築用などの型板ガラスのサンプルなども見てみてください。
・・・と書いたのですが、サンゴバンはフランスの総合ガラスメーカーです。
世界的にも建築用の 「型板ガラス」 でも知られていますが、「アンティークガラス」 のメーカーとしてあまりにも有名です。そこで、今日はサンゴバンをとりあげました。ウチのガラス棚で “SG” と書いてあるのがサンゴバンです。
サンゴバン(SAINT-GOBAIN)は、フランスのマルセイユ郊外のSaint Justという所にあり、古い伝統のあるガラスメーカーです。
創業は1826年ということですから、19世紀におきたゴシック・リバイバルで、それまで衰退していたステンドグラスが復活してきた頃に出来たということでしょうか。とにかく歴史がある会社です。
「ガラスメーカー(3) ランバーツ 2009.6.12、2009.6.13」 のブログで、ドイツのランバーツ社をご紹介しましたが、ランバーツと共にアンティークガラスのメーカーの一つです。
アンティークガラス と言ったら、
ドイツのランバーツか、フランスのサンゴバンと覚えてください。
ステンドグラスをやっていて、コレ知らないとモグリだ! というくらいなもんです。
アンティークのリーミー、クラッケル、フラッシュ(被せガラス) といった、多くの種類のガラスがあります。
また、前述の型板ガラスや、ニューアンティークやCXというキャセドラルのシリーズ(廃盤になってしまった!)など、多くのガラスがある、いわゆる 「総合ガラスメーカー」 です。
工房にガラスサンプルも置いてありますので、ビミョーなトーンで色あわせをしたい時は、ランバーツとサンゴバンを合わせると、相当な数がありますので、時間かかるでしょうけど楽しいですよ!