ランプの修理
「掃除機に引っ掛けてしまって…」
引き受けたランプの修理で一番多い破損の理由がこれです。私自身、掃除機で自分で作ったランプを危なく転がしそうになったことが何度かあります。
先日も、ランプの修理の依頼がありましたが、破損箇所は少なく、全体に歪みもないので、楽な修理でした。(昨年依頼されたランプは、モールドを使った大きなランプでしたが、破損箇所もかなり多く苦労しましたよ〜。)
今回のは製図で面の形を割り出して作ったランプです。このようなランプは、割れている箇所を全部とってからだとやりにくいので、一面ずつ直して行きます。
また、今回は、破損部分と同じガラスが容易に手に入ったので、修理は簡単でした。修理・修復では同じガラスを入手することに時間がかかるものですから。
最近は、日本に入ってきていたガラスメーカーがもうなくなっていたりします。シカゴアート、フィッシャー…。
他のメーカーで復刻版が出ることもありますが、似たようなガラスもないことがよくあります。ウチは30年以上前に買ったガラスなども少しは残っているので、古いものの修理の時には助かります。小さくてもとっておくもんですねー。
さて、ガラスの交換が終わり、点付けが終わりました。後は半田付けをするだけ。
さぁ、出来上がりです!
お客様にも、元通りに直るとは思っていなかったので、とても嬉しい、と言っていただきました。
ランプ、パネルでも、修理・修復をして末永く使っていただきたいものです。
(参考ブログ:「ステンドグラスのエステサロン? 2008.8.15」)
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