2009/06/12  (金) 

ガラスメーカー(3) ランバーツ

前回のブログの通り、いま開催している個展に出品している、op.32 も、op.36も、そしてこの写真(op.25op.34)も、「ミラノスピガ通り」シリーズに使っている「とびっきり発色のいいガラス」 は、すべてランバーツ (スペシャルミックス シリーズ) です。

 

たまたま今回は、ランプを作っていますが、パネルにして自然光で見ると、これがまた「それだけで絵になる」 感激モノのガラスです。

  
 

 


 

 

というわけで、今日はガラスメーカー紹介の3弾目、「ランバーツ」、正式には「グラスヒュッテ ランバーツ」をご紹介します。

「ランバーツ」 はドイツのガラスメーカーで、70年以上の歴史を持つ、世界最大級のアンティークガラスのメーカーです。アンティークガラスのメーカーは、今では少なくなってしまいましたが、「ランバーツ」は、均質で発色の良い最高品質のガラスを製造し、問屋さんに対しても対応が早く、無理もきいてくれるので、高い信頼を受けています。現在、真のアンティークガラスをあれだけ大量に製造しているのはランバーツだけではないでしょうか。

 

アンティークガラスのメーカーでは、老舗のサンゴバンというフランスのメーカーが有名で、いい色もたくさんあります。ですが、ちょっと高め?なので、ウチの工房では同じような色が「ランバーツ」にあるなら「ランバーツ」を使いますね。

また、「ランバーツ」は、絵付け作品を焼成する際の、絵の具の定着、エマイユの発色のトラブルが少ないかな。絵付けではフラッシュ(被せ=きせ)ガラスも多用しますが、フラッシュガラスの色数も多いのもありがたいです。

 

ですから、ウチの工房の「アンティーク」の販売コーナーの棚には「ランバーツ」が多いですね。微妙な色違いで揃えられる品揃え、一枚一枚の流れの美しさがありますから、一枚ずつ取り出して見てください。
全部は揃えられないので、ガラスサンプルをご覧になるか…、こんな小さなサンプルじゃわからん! という方や、他の色はないの!? という方は、倉庫ツアーで買うか…   ですね。

あっ、そういえば、今週、ランバーツからのガラスが入荷しているんじゃないかな? 倉庫に行きたい人、お知らせください。ツアー企画しますよ〜!

 

※今日、書ききれなくなってしまったので、明日も引き続き 「ランバーツ」 & 「アンティークガラス」 についての予定です。お楽しみにぃ〜

| コメント(1)

この記事へのコメント

 ツアー決定

さっそく、ツアー参加希望者がいらっしゃいましたので、今月中に決行することになりました!
日程は、工房にお問い合わせください。

コメント記入欄




ガラスの素材を生かす
ガラスメーカー(3) ランバーツ (アンティーク...