2009/05/27  (水) 

ガラスメーカー(2) ブルズアイ

先週、ガラスメーカー(ガラスを選ぶ!(6)【ガラスのメーカーの名前】)の 「ココモ」をご紹介しました。今日は、「タックフュージング 2009.5.22」 のブログにも出てきた、「ブルズアイ」 をご紹介します。

 

     「ブルズアイ」 も米国の会社です。

    本社サイトはこちらをご覧ください。

 

フュージング用ガラスとして、使っている方も多いので、もう覚えた方も多いのではないでしょうか? (「ブルズアイ」って発音してる? ブルザイって言っちゃうよね〜? スペリングは“BULLSEYE” です。)

フュージング用ガラスとして業界標準となっているのには多くの理由があります。
  ・失敗が少ない (フュージングには失敗はつきものです。)

  ・失透 (焼くと艶がなくなる状態を失透 -しっとう- と言います) 対策されている

  ・キャセ・オパルセント共に色数が豊富…

といった利点があります。

 

また、業界標準となったのには、「膨張係数」の問題が大きいと思います。膨張係数が異なると、ひずみが生じて焼成中や焼成後に割れてしまいます。だから、どのガラスでもフュージングできる、というわけではないのです。フュージングしたい時は、ブルズアイ同士(但し、Buの後に、“F”、“T”の文字が入っているもの同士に限り) でフューズすれば、まず “まちがいない!” (“まちがいない!” 連発のあのタレントは今どこに?) 「膨張係数」 の話しは長くなるので、後日ね。

 
もちろんフュージングだけでなく、ランプや、ウィンドウパネルにもよく使われます。価格がちょっとだけ高めだなぁとは思いますが、他のメーカーでは手に入らない色やマチエールのガラスがあるので、よく使っています。

 

「ブルズアイ」 のガラスは、ウチのガラス棚にも多数ありますが、全部は在庫しきれないので、サンプル(ガラスを選ぶ!(2)【ガラスのサンプル】)を見て注文していただいています。

 


 

 


 

※ 生徒さん以外の、一般の方への小売りもしています。



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